弦六の読みっぱなし・書きっぱなし
 
 
エアギター
2007年12月2日日曜日
またまたご無沙汰ですみません。
ところで、「エアギター」、ご存じでしょうか。何も持たずにギターをかき鳴らすパフォーマンスのことなんですが、これの世界大会で日本の若手芸人さんが二連覇を果たしたとのニュースがちょっと前にありました。
世界レベルがどんなものかはよく分からないのですが、二連覇した芸人さんが優勝の秘訣を聞かれて「最初の20秒くらいはギターを一切弾かず、チューニングをしたり、他の楽器のメンバーに指示を出したりしてお客さんをじらしたことが良かったのかも」と言っていたのがとても印象に残りました。なんだか「日本の芸」的な感じがするのは私だけでしょうか。
そこでまた思ったのは、落語。落語こそ、何も持たずそばを食べたり酒を飲んだりしてみせる芸の極みです。もし、「エアーそば」などの競技があったら、日本の噺家さんで上位独占だと思いますよね。そうか、落語って芸はそもそも「エアー時代劇」とも言えるものですね。
 
 
「三題噺」、みたいな…
2007年6月28日木曜日
前回落語ネタの小説を紹介するという予告にも関わらず、違うネタにさせていただきます。だって、面白いことに気がついてしまったものですから。
昨日ですか、東京都の副知事に猪瀬直樹さんが就任しましたよね。また、6月1日には、あの「奥様は18歳」や「チィー坊!!」で有名な「パパと呼ばないで」で一世を風靡した石立鉄男さんが亡くなったというニュースが報じられました。さらに、阿部サダヲ主演の「舞妓Haaaaan!!!」が話題になっています。
で、一見無関係に見えるけれど、このいわゆる「三題噺」みたいな関係、何か感じませんか。
そう、似てるんですよ。この3人。
「イメージしてください」。3人の顔を。そして並べてみましょう。「阿部サダヲ」「猪瀬直樹」「石立鉄男」の順に。
すると…。そう、いわゆる「類人猿・クロマニヨン人・人類」みたいな関係図になりませんか?
もちろん、阿部サダヲさんが類人猿というわけではありませんよ、念のため。
ただ、「並び」として面白くありませんか。
そんな気持ちでこれからのニュースを見たりすると、結構笑えたりすると思うのですが。いかがでしょう。
「感想文」は近いうち必ずご紹介しますので、ひとつ今後ともごひいきのほどを。
 
大変ご無沙汰してしまいまして
2007年6月26日火曜日
しかし、予想はしていたものの(と自分で言うもの無責任ですが)大変ご無沙汰してしまいました。読んでくださっている方(そう、あなたやあなた、のことです)、申し訳ございません。
しかし、えらいことに気がついてしもうたがな、って何も大阪弁になることはないけど、このブログって、いわゆる「読書感想文」を書こうとしてましてん。
ってことは、まず読まなきゃならないじゃん。当たり前のことですが、そんなことに今さら気付いたりして。
なので、またご無沙汰になるといけないので、必ずしも「読書感想文」に限らないってことで続けてさせてもらいます。
で、実は、我々「多摩落語寝床の会」は、今年の4月から地元の地域エフエム放送で、毎週金曜日の夕方に10分程度のコーナーをいただいています。題して「落語のお時間」。
自分たちだけが楽しんでいると思っていたら、案外聞いていただいている方も多いようで(そう、あなたやあなた、のことです)。本当にありがとうございます。素人とはいえ、落語を続けてきて良かったなぁと感じます。
で、次回は落語ネタの小説、ご紹介しますので、引き続きごひいきのほどを。
 
「ハナシがちがう!」
2007年3月31日土曜日
「ハナシがちがう!」(田中啓文・集英社文庫)どうでもいいけど、ここで紹介してるのは「文庫」ばっかりじゃん、と思われるかも知れませんが、そのとおり。私が本を買うって言えば文庫が中心。それだって新品は稀です。この本はその稀な例で書店で新刊で買いました。続編が出ているのは知ってますが、まだ文庫になっていないので買っていません。微妙ですが、そんなことも感想の一端に入れていただいて結構かな。でも面白いですよ。どこかで明らかになっているのかも知れないけど、これって多分「タイガー&ドラゴン」の元ネタじゃないかな?どうなんでしょう、クドカンさん。なんたってこの本の主人公、金髪トサカ頭の不良少年で「竜二」という名前。この竜二が、飲んだくれの師匠(多分六代目笑福亭松鶴師匠がモデルと思われる)に止むなく入門したものの、噺を覚えるより、楽屋で起こる事件を「なんとなく」解決してしまう短編集。どの話も落語をモチーフにしていて、月亭八天がそのネタの紹介をしています。推理というか物語のユルさがなんだか心地いいんですねぇ、これが。ところで「旦那、落語をネタにした小説って案外あるんですぜ、次回紹介しますけど」さてさて、引き続きごひいきのほどを。
 
しゃべれどもしゃべれども
2007年3月29日木曜日
「しゃべれどもしゃべれども」(佐藤多佳子・新潮文庫)これは、まもなく映画化されるんですが、そのチラシを見て購入した一冊。TOKIOの国分太一主演で、二ツ目の噺家が、ひょんなことから、口べたで失恋した女の子、いじめにあいながら突っ張る小学生、あがり症のテニスコーチ、本番に弱い野球解説者に話し方を教えると言うことになり…というストーリー。人殺しもなければ、修羅場もない。淡々とした日常を描いているだけなのに何だか読むことを止められず、読み終わるとほんわかした気持ちになる、不思議な物語だなぁ、と思ったら、1997年度の「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン」第一位だって。なるほど、なるほど。ところで、TOKIOのメンバーって落語づいてますね。長瀬智也がご存じ「タイガー&ドラゴン」、山口達也が「林家三平」、そして今度は国分太一がこの本の「今昔亭三つ葉」役。彼らのおかげで若い人たちの落語ファンが増えたことは確か。私たち落語ファンとしてはとてもうれしいことです。「ところで旦那、落語とミステリーが合体した小説ってのがありましてね、次回はそれを紹介させていただきます」引き続きごひいきのほどを。
 
八王子のレッドツェッペリン
2007年3月28日水曜日
「八王子のレッドツェッペリン」(木根尚登・角川文庫)バンドつながりでもう1冊。ご存じ、TMネットワークの木根尚登が、そのバンドの「結成前夜」とも言うべき青春時代を描いた物語。フィクションとノンフィクションの境がはっきりしないのがまたいいのですが、まぁ、ラストシーンの「八王子市民会館のアマチュアバンドのコンサートにジミー・ペイジが出てきちゃうところ」は、少なくともフィクションでしょう。でも、70年代半ば、三多摩地区でバンドやってた青少年たちには臨場感を持って充分堪能できること請け合いです。それにしても、作中八王子市民の主人公が「東京都民でありながら、都心に行く時には『東京へ行く』という」とあるのには、笑ってしまいます。あれから30年、我が家の方では未だに「東京へ行く」どころか、八王子市民でありながら「八王子に行く」と言ってますけど、それが何か?って、「おまえは大前春子かっ?」って、「おまえはタカアンドトシかっ?」。いや、取り乱しました。「ところで旦那、次回は青春ものでも、落語がらみでこれまた胸キュン(古いっ!!)ものをご紹介しますぜ」。またまた、引き続き、ごひいきのほどを。
 
ビート・キッズ
2007年3月26日月曜日
「ビート・キッズ」「ビート・キッズⅡ」(風野潮著・講談社文庫)。1作目の裏表紙に「中学のブラスバンド部を舞台に炸裂する青春を、大阪弁のリズムに乗せて、涙と笑いてんこ盛りで描いたパーカッション新喜劇」とあったので、思わず手に取った本です。この著者ははじめて知りましたが、読み始めたら一気読み。さらに続編があると知り(2作目は主人公がバンドを組んでの「ロックンロール新喜劇」とあって)、それも一気に。中高生向きに書かれたものだろうけど、いやいや大人が読んでも充分楽しめて、そして泣かされます。コテコテの大阪弁の軽妙なやりとりで笑い、あれやこれやで泣かされる、落語や「寅さん」につながる、「喜劇の王道」の構成です。特に私のような「元バンド少年」のおっちゃんには、「青春の追体験」もできたりして。いいなぁ、青春。いいなぁ青少年諸君。とにかく喜劇好きの人には、読んで損のないおすすめの2冊ですが、「旦那、次回は年代物ですが、バンドもので出物がありますんでご紹介しますぜ」。引き続き、ごひいきのほどを。
 
ミステリーと落語って似てませんか?
2007年3月25日日曜日
小さい頃から、読書と言えばミステリー、大人になってからはそれも「和もの」ばかりを読んでいました。考えてみれば、推理小説と落語は終盤の「落ち」が共通しているような気がします。先日、たまには洋ものも読んでみようと、「ダ・ヴィンチ・コード」を買いましたが、上中下の上の半分までも読めませんでした。なんたって、人名・地名が覚えられなくて。だから未だに「和もの」専門。でもこの頃の和ものミステリーは次から次に新しい人が出てきて、たまたま手に取った初めて読む著者が面白かったりすると、とても得した気持ちになりますね。最近は歳をとったからか、ミステリーだけでなく、青春小説などにもホロリとしてしまったりする日々ですが、「旦那、いい青春小説を見つけましたんで、次回ご紹介しますぜ」。引き続き、ごひいきのほどを。
 
初めまして、始めました。
2007年3月24日土曜日
みなさま、初めまして。アタクシ、六弦亭弦六と申しまして、東京多摩市で「多摩落語寝床の会」というアマチュア落語の会で、素人落語を20数年続けている者です。
うちの会は、会長の山田家笑ちゃんのおかげでホームページがたいへん充実しておりまして。そればかりでなく、会の顧問で本職(二ツ目)の三笑亭可龍さんや、会長、さらにメンバーの徒然亭若蔵というものも、ブログを始めるに至って、こりゃあ、負けちゃあいられないと、アタクシもブロガーの仲間入りしたわけでございます。
題して「弦六の読みっぱなし・書きっぱなし」。
自分が読んで面白かった本、つまらなかった本、「面白そうだと買ったもののまだ読んでいない本」などを紹介(乱暴だね、どうも)していきたいと思います。
どうぞ今後とも、ひいきのほどを。
 
東京多摩市でアマチュア落語を続けている六弦亭弦六がブログ てぇやつを始めました。
題して
「弦六の読みっぱなし・書きっぱなし」。
最近読んだお奨めの(あるいはお奨めでない)本の「読書感想文」などを読んでいただこうというページです。ひとつ、ごひいきのほどを。