4/12 “ピーター”中国の「オオカミが来た!」 
Saturday, April 12, 2008
 
胡散臭い。テロ計画だって、ないことはないだろう。しかし、中国当局の「科学的・論理的」な発表や主張からして、そのまま信じることはできない。誰だってそう思うはずだ。デッチ上げの可能性だって考えられる。

チベット自治区同様に漢族や中国当局への不満が高いウイグル自治区でも、
ラサ同様の抗議行動が発生しかねない。

事前に「破壊分子」を検挙・拘束しようということは、
中国当局なら、当然、ある。
イスラム系の独立派組織
「東トルキスタン・イスラム運動」を持ち出して、
「テロとの戦い」を演出すれば西側諸国、特に米国には受けはいい。
ウイグル族に対する「人権抑圧」を責められることもないだろう。

北京オリンピックに向けて
反政府活動家を強権的に取り締まる口実には絶好だし、
テロとの戦いの姿勢もアピールできる。
一石二鳥だ。
中国当局にとって、マイナスは1つもない。
テロ計画のデッチ上げなんて、
中国当局にとってはお茶の子さいさいのはずだ。

さらに、公安局の発表では不穏なことを言っている。
このイスラム系のテログループが、
「オリンピックの代表選手や外国人記者、
外国人観客らの誘拐を計画していた」
というのだ。

この先、中国にはオリンピック関係も含めて外国人が次々とやってくる。
当然、彼らのほとんどは勝手に動き回り、
中国現地からさまざまな情報を発信するだろう。

そんなとき、中国公安局は「彼らの身の安全」を口実に、
その行動を監視・制限しようとするはずだ。
抗議すれば、
「テログループが誘拐を計画しているから」と主張するに違いない。
見え見えだ。

だから、“ピーター”中国の「テロ報道」は
眉に唾をつけて聴くほうがいい。
もし本当にオオカミがやってきても、
たぶんその標的は外国人ではなく中国当局のはずだ。

hoelerさんのブログ『猿も笑うニュースな人々』4/11号より
▶ http://ameblo.jp/hoeler2008/
http://ameblo.jp/hoeler2008/shapeimage_2_link_0
■ 暴走直前? 不穏な気運をはらむ中華思想の過熱/hoelerさん
「彼らは五輪を破壊するため、北京と上海で5月からテロを始める計画だった。」—— 中国公安省・武和平報道官。新疆ウイグル自治区のテロ組織2グループを摘発、45人を拘束したと発表して。グループは北京五輪の選手誘拐や爆弾テロ、食品を使ったテロなどを計画していたとしている