自転車小宇宙
 
俺はふだん仕事中は社内で作業ばっかしているので
あんまり外にでない。
たまに外注先とか、お客さんと打ち合わせとかには
いくけどほとんど室内業務である。
 
今日はそんなに忙しくもないので
銀行や郵便局にさっき行って来た。
 
自転車でたった片道5分くらい・・・。
 
行き帰りの10分間で2人の強烈な個性に遭遇。
 
行きのとき、俺の前をイカシタ黒人が自転車に乗っていた。
鼻歌なんか歌って、よく見ると頭にもの凄くでっかい
櫛が脳天に刺さっていた。
 
最近の流行なんかな?それとも日本のカンザシ文化への
オマージュ?
 
何にせよ櫛の色とシャツの色が揃っていて
オシャレな感じだった。
 
銀行からの帰り、もう200mくらいで会社につくところ
で自転車にのったばあさんが向こうからやってきた。
 
ん?何か右手を左右にぶんぶん振り回している。
 
2人の距離はどんどん近づき、自転車同士でよくある
お見合い(お互い同じ方向に道を譲る)になりそうになる。
 
5.6m手前くらいでやっと手を降っている意味がわかった。
 
「テメェーはそっちに寄れっつーの!!」
 
という意味だったみたい。
 
すれ違い様そのような言葉をブツブツ言ってたばあさん。
 
確かに左側を走ってればよかったね、ごめんね、ばあさん。
 
しかし、たった5分でこれだけ光り輝く個性に出会えるなんて
もっと、外に出て見聞を広めようと思ったのである。
2006年11月9日木曜日