フラクタル氏の生涯(後編)
出演
フラクタル氏:丹羽勝海
落ちてゆく女、妻:山縣みゆき
看護婦、右脳の中の宇宙人:小林悦子
医者、左脳の中の宇宙人:増田徹夫
OL:市来直美、長谷川真澄、古田淑子
加藤千奈美、竹中和子、古田華香、栗原晶子
松下文勝、智田邦徳、渡辺浩司、古賀聡、大熊美穂子、田中久子、田村和歌
中島義幸、青木優子、片山歩、木村美雪、許淑玲、斉藤立美、横山幸江、横山淳
harmonica:崎元譲
percussion:山口多嘉子
piano,keyboard:吉松隆
(1988年11月26日:音楽の友ホール)
上演時間:25’08” ・ 公開:2008/04/18
・・・前編から続く
9.売店にて(忘れっぽい天使の歌)
10.モーツァルトの墓の前にて
11.妻との一方的な会話
12.炎の鳥たち(東京大空襲の夜)
13.深夜の駅にて
14.世界の発光(スクランブル)
15.復活(子守歌)
フラクタル(Fractal)は 、数学者マンデルブロが提唱した繰り返し自己模倣しながら増殖してゆく集合のモデル。これは、主人公がそんなフラクタル次元に入り込んでしまう物語だが、SFではよくあるパラレル・ワールド・ネタでもある。ちなみに、転生して目覚めるたびに病院にいるというのは押井守版「うる星やつら」、ゾンビの下りはロメロ監督の「ゾンビ」シリーズ、学生時代の回想は荒井由実の「いちご白書をもう一度」、モーツァルトの墓の下りは映画「アマデウス」(使用楽曲はピアノ協奏曲第23番)、世界が発光して最後に転生復活するのは(たぶん)大友克洋の「アキラ」、スクランブルの場面は60年代に流行っていた前衛劇…などなど様々な作品の影響と引用(パクリ?)満載である。また、最後の「子守歌」は、のちに「4つの小さな夢の歌」の第4曲「子守歌(明日の朝も世界があるといいね)」に転用されている。
→台本と細かいデータはこちら。
▶をClickすると再生が始まります。 音声のみの上演です。