アーティスト情報:
渡辺薫(演出・笛・フルート)
アメリカ合衆国ミズーリ州生まれ。マンハッタン・スクール・オブ・ミュージックにて正統派クラシックおよびジャズのフルート奏法を学び、ジェイソン・モラン、ステフォン・ハリスらと共に音楽活動を重ねた後、日本へ渡り根本から異なる音楽経験を積んだ。約10年間にわたり、和太鼓グループ「鼓童」のメンバーとして研鑽を重ねると同時に、坂東玉三郎をはじめ日本の伝統的および現代芸術界のさまざまな芸能家、アーティストから学び共演する機会をもった。また、佐渡で20年以上に渡り開催されてきた国際芸術祭「アース・セレブレーション」の演出家をつとめ、ザキール・フセイン、ジョバンニ・イダルゴ、カルロス・ヌニェス、山下洋輔など豪華なゲストと一緒に舞台をつくりあげた。2006年に鼓童を離れ、現在はNYを拠点に日本の笛、太鼓やフルートの演奏、講師をつとめる。また、渡辺薫太鼓センターを主宰し、動きの基礎、唄などもふくめた太鼓の基本を教えている。最近では、マンハッタンのイベントスペースで「NakaNaka」という音楽・パフォーマンスシリーズをコーディネートし、伝統的なものからコンテンポラリーのものまで多様な日本の音やアートを紹介している。2010年秋から、プリンストン大学で太鼓の授業を担当する予定。www.watanabekaoru.com/

タマンゴ(ダンス・ボーカル)
タマンゴは、タップダンスを通じて世界の他のダンスや音楽、そして異文化を伝えてくれる世界でも指折りのインタープリターだ。彼の革新的な試みは、彼自身が演じるダンスに磨きをかけ、畏敬の念をもたらす芸術へと変容させてしまう。フランス領ギアナのカイエンヌに生まれた彼は8歳の時にパリに移る。彼の芸術学習はここから始まった。彼は15年以上に渡りニューヨークのダウンタウンでアングラのジョイントセッションやクラブなどで実力派主力として活動してきた。これまでのコラボセッションでは、日本の舞踏家田中泯、和太鼓集団である鼓童、フランス人ダンス振付師フィリップ・ドゥクフレ、そしてボビー・マクファーリン、デビット・マレイなどの数多くのミュージシャンなどとも共演している。彼のスタイルはその後アーバンタップというフルアンサンブルショーに発展し、アメリカ国内外で広範なツアーを実施。そしてこのアーバンタップツアーを行いながら故郷ギアナでは創造活動センターの開設を目指している。

松田美緒(ボーカル)
ファド、ブラジル、アフリカ、東欧、日本、様々なジャンルの歌を世界各地で吸収し、自在に伝える歌手。2005年、ポルトガルからブラジルへと続く大西洋の海の情感をつづったCD「アトランティカ」でビクターからデビュー。以後、3枚のCDをブラジルで録音、リリース。08年は日系移民100周年記念アルバム「ルアール」をリリースし、ブラジルでコンサートも行う。ブラジルでジョナサン・ノシター監督の映画に出演するなど多方面で活躍。多国籍で幅広いジャンルのアーティストと共演し、その声には彼女が旅した様々な土地の情感と祈りが宿っている。

D.H.ローゼン(舞台美術・プロデュース)
1990年に初来日、日本の伝統陶芸、焼きものに心を奪われる。90年代の大半を日本で過ごし、コピーライティングやデザインプロダクションに携わる一方で週末はろくろに向かう日々を送る。2000年アメリカに帰国、正式に陶芸美術の習熟を目指す。ハワイ大学マノア校芸術学部において3年余りを過ごし、技術を磨く。この間にハワイ州およびアメリカ本土で作品が展示され、生活拠点であったオアフ島で注目を集める。2004年、東京へ活動の拠点を移すと同時に器の制作を離れ、大規模なインスタレーション作品に取り組み始める。2010年3月、多摩美術大学大学院美術研究科士課程を卒業し、現在は「21世紀における陶芸美術領域の再検討」というテーマで、美術理論・創作の両分野で研究を続ける。また2006年、アート集団「輪派絵師団」の主要メンバーになって以来、国内だけでなく世界各地でパーフォーマンス、作品展示を行う。2005年より英字新聞「ジャパン・タイムス」の寄稿者も勤める。www.dhrosen.com

萬 恭隆(アコーステック・ベース)
1979年2月1日京都生まれ。大阪音楽大学短期大学部ジャズ科卒。ジャズを木村知之氏、クラシックを坂倉健氏に師事する。ブルースマンの父の影響を受け少年時代からギターを演奏し、ブルース、ロック、ファンク等のバンドで活動する。のちにジャズに傾倒し、アコースティック・ベースに転向する。大阪音楽大学在学中からジャズシーンでの演奏活動を始め、全国のミュージシャンと共演を重ねる。現在はジャズの枠にとどまらず様々なクリエイティブなシーンで活動中。萬 恭隆ホームページ

西野 貴人(和太鼓)
小学生の時、コンガ奏者の古谷哲也氏に教わることから打楽器の音に魅せられ影響を受ける。和太鼓奏者だった父親の指導の元、演奏活動を始める。1994年、佐渡のプロ和太鼓集団「鼓童」の研修生として佐渡に渡り、1997年〜2000年までメンバーとして国内・海外公演・CD制作に参加。退団後は和太鼓ユニット「BURAI」を立ち上げ、関西を中心に活動。和太鼓の持つ音楽性の幅を追求する為、ソロ和太鼓奏者としてもジャンルを問わず様々な公演に参加している。

清野拓巳(ギター)(*9月3日のみ出演)
13歳でギターを手にし、15歳頃からライブハウス等での活動を始める。1993年渡米。バークリー音楽大学演奏科入学。1996年同校を最優等で卒業。在学中より自らのグループを率いて、ボストン、及びその近郊にて演奏活動を重ねる。また、さまざまなセッション、レコーディング、コンサート等にも数多く参加。1996年8月帰国。以来、自己のグループ、ソロ演奏での活動と平行して、精力的に国内外のミュージシャンとの共演を重ねている。発表されたリーダーアルバムも多数。ジャンルという枠にとらわれないボーダレスな姿勢、独自の世界観をもつ音楽は海外からの評価も高い。www.takumiseino.com/

竹内 亮(ドラム)(*9月3日のみ出演)
1975年 京都府生まれ。幼少の頃よりドラムを始め、バンド活動を開始。
関西を中心にロック、ブルース、ジャズ、ポップスなど様々なライブやレコーディングに
参加。派手さよりグルーヴを大事にした演奏でドラムセットにパーカッションを取り入れるなど自由で独特なリズム作りを目指し、ライブハウス、Bar、クラブなどで演奏活動を行っている。

Mitsu Salmon & ryotaro(ダンス、ボーカル、パフォーマンスアート)(*9月4日のみ出演)
ロサンゼルス出身のMitsu Salmonは、ソロやコラボの映像作品・舞台作品を手がける多角的なパフォーマーである。日本出身のryotaroはアコーディオン奏者・作曲家・パフォーマンスアーティストで、あらゆる背景のアーティストとコラボを行う。二人が共演する作品は、一連の深奥なセグメントをつないだもので、それぞれのセグメントは演出されたものも即興のもののある。彼らの作品では音楽とダンスが本質的な要素となっており、そこに文章・コメディ・シュールな画像などを取り入れて、普遍的で複雑な問題を検証する作品、特に属するということと恋焦がれるということをテーマにした作品をつくり出す。どちらも経験を積んだパフォーマンスアーティストであるMitsu Salmonとryotaroは、2008年から主に京都のUrBANGUILDでともに活動しており、日本やヨーロッパ、アメリカでもツアーを行っている。Mitsu Salmon ブロッグhttp://www.ryotaro.info/

9月3日(土)& 9月4日(土)
余韻2010:「波紋」 OPEN: 19:00 START: 20:00
LIVE: 渡辺薫、 タマンゴ、 松田美緒、 D.H.ローゼン、 萬 恭隆、 清野拓巳、 西野貴人 、竹内亮、 Mitsu Salmon & ryotaro