長島義明フォトメッセージ
 
 
 
綾花ちゃん「ねえ、じいじ。ドクちゃんが結婚したと新聞に出てたけどドクちゃんて誰。そんなに有名な人なの。」
じいじ「そうだね、ドクちゃんはベトナムで生まれた結合双生児といつて、ふたりの子供がくっついて生まれて来た子供のうちの一人なんだ。この写真の様にね。それがこのままでは生きて行けないので、18年前、分離手術を受けたんだ。その時日本の多くの人もカンパをしたんだね。もう一人の子供の名はベトちゃんと云うんだが、その子は長く生きる事が出来ず死んだよ。そのドクちゃんが25歳になり、結婚したから話題になったんだ」
嘉洲くん「じいじ、新聞にはアメリカ軍がベトナムに枯れ葉剤をまいた為にベトちゃん、ドクちゃんのような子供が生まれた。と書いてあるけど、どうしてそんなことをしたの。」
じいじ「ベトナムで長い間戦争があつて、アメリカは南ベトナムの味方になり北ベトナムと戦っていたが北ベトナムの兵士、ベトコンが強くてね、それで、彼らの食料である農産物を枯れさし、ベトコン兵士がいるジャングルの樹を枯れさす為、空から5万5千トンもの枯れ葉剤を撒いたんだよ。その枯れ葉剤にはたった7gでニューヨーク市民全てが死ぬほど猛毒なダイオキシンが170kgも含まれていたんだ。その影響で多くの脳障害を持つ先天性異常児、巨頭児、結合双生児が生まれる様になつたんだ。戦争が終わって何十年もなるのに今でもそんな子供が生まれているよ、アメリカはそんな子供になにも補償をしていないんだ。」
綾花ちゃん、嘉洲くん「戦争ってこわいね。枯れ葉剤って恐ろしいね。」
じいじ「そうだよ、戦争は本当に恐ろしい、多くの人が殺され、なんにも得るものが無い、人を残忍にするし、破壊するだけだ。枯れ葉剤だけじゃない、広島、長崎に落とされた原子爆弾。湾岸戦争、イラク戦争で使われた劣化ウラン弾、バスーク砲弾。全ての化学兵器をアメリカが開発して、使用してきた。じいじはアメリカの人や町、自然は好きだが戦争をするアメリカは嫌いだね」
綾花ちゃん、嘉洲くん「イラクもアフガニスタンも早く戦争なんかやめれば良いのにね。」
じいじ「じいじも大賛成だ」
 
  写真はホーチンミン市で撮影したものです。枯れ葉剤の影響で先天性異常児
  が生まれ死んだ子のホルマリン浸けのビンが何百とハノイ、ホーチンミンの 
  大学、病院に保管されている。
2006年12月17日日曜日
孫との対話-----ベトちゃん、ドクちゃん
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