It is only one garden in the world.
 
Village garden 
日射しが降りそそぎ、洗濯物が穏やかな風を受けて時々音をたてて揺れている。
その向こう側には澄みきった空が広がっている。
おばあちゃんがおせんべいとお茶を持ち僕を縁側に誘い出してくれる。
だた植えたいものを好きなように植えただけの庭。生け垣から猫が一匹紛れ込んできて草の上で
昼寝の準備をしている。決してきれいとは言い難い、ましてデザインと言う言葉なんてどこを探しても見つかるはずもない。
でも世界で一つしかない僕と家族の庭。いたずらをして庭に正座させられた事、べいごま、釣り餌のミミズ探し。祖父、父を送り出し、子供たちを桜の花びらで迎え入れてくれた草だらけの庭。
世界に一つしかない僕と家族だけの庭。
どのような庭を創るか と言う事より どのように過ごすか それが大切だと教えてくれた、
世界で一つしかない僕と家族の草だらけの庭。
 
village garden