ニャーマ学校との出会いで教えてもらったベトナムの歴史。
観光でベトナムを訪れる日本人は、年々増えているそうです。ホーチミンの市内観光で、立ち寄られた方も多いと思われる「ベトナム戦争・証跡博物館」。名前の通り戦争の生々しい記録が展示されています。これが人間のなせることなのかと思わず目を覆いたくなるような、想像を絶する展示も数々あります。
なぜこの話かというと、前号で紹介したマングローブを植えに行っているカンザー県とニャーマ学校のある場所をもう少し詳しく説明したいと思うからです。
カンザー県があるのは、地図でホーチミンの南東です。ベトナム戦争当時、アメリカ軍のサイゴン(現ホーチミン)侵攻に欠かせない場所でした。
ここでは北の政府軍(ベトコン)が、湿地帯の地の理を活かしたゲリラ戦で、驚異的な軍事力を持つアメリカ軍を阻んでいた場所です。なぜなら、この湿地帯のジャングルで見え隠れするベトコンの行動に、アメリカ軍は手も足も出なかったのです。そこで
マングローブ植林とベトナムの子供たち2 文・写真 保坂明海 | もっと読む...
マングローブは地球を見守る大切な植物です。
植林活動を通してたくさんの事を学んでいます。
日本でマングローブが生育しているのは沖縄県。日本での北限は鹿児島県だそうです。実際、みなさんもマングローブって、聞いたことはあるけれどあまり身近にはないので、知らない方も多いのではないでしょうか。
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実はマングローブという名前の植物はないのです。海水と淡水が入り交じる場所に生育する植物のことを総称して「マングローブ」と呼んでいるのです。一説では、南米の原住民が、「マンガル」と呼んでいたものが、ヨーロッパやアメリカに広まるにつれ、森を表現する単語(グローブ)が付いて「マングローブ」 という名称になったという話があります。
マングローブと呼ばれる植物は熱帯や亜熱帯に90〜100種類ほどあり、熱帯・亜熱帯地方の海岸や入江、河口の泥湿地で、満潮時に海水に浸る場所に生育しています。
このマングローブは、陸から流れ込む泥や土、栄養分を沢山含んだ水を受け止めるフイルターのような役割
マングローブ植林とベトナムの子供たち1 文・写真 保坂明海 | もっと読む...