へぼの子は、ピンセットでひとつひとつ、巣穴から引っ張り出してやります。これが手間がかかるの!大きい蜂の巣になると、一晩かかってもたりないくらい。取り出したら、へぼの子の水分を飛ばしながらフライパンで炒め煮します。日持ちが悪くなるので油は使っちゃだめ。砂糖じょうゆで、甘辛く味つけし、汁けがなくなる寸前まで煮ます。途中で味を見ながらお好みで。濃く味つけすると長持ちしますよ。あとは、炊きたてのご飯に混ぜるだけ。佃煮を作っておけば、いつでも手軽にへぼご飯が味わえます。また、子だけでなく、親蜂も食べられますよ。蜂の巣を取るとき、煙幕を使うでしょ。その時気絶した親蜂をそのまま即冷凍しておくの。そうして、中温の油でからっと揚げて、お塩をぱらぱらっとふっていただきます。へぼ追いのあとは、いつもみんなでこの珍味をいただくのが楽しみのうちの一つです。