ミロール
 
 
本日、充電の日。
自由が丘まで、西原啓子さんの歌を聴きにいく。
 
低めの声。軽く歌っても存在する声。
色気のある声。しかし、
サバサバしていて、爽やか。
笑顔が大きな花のように輝いていた。
 
この素敵な歌手は、
故・山本雅臣氏の奥方だった方である。
山本先生の訳した歌を沢山歌ってる。
 
「ミロール」は、
私にとって、数多く歌ってるピアフのナンバーの中でも、
最も難曲。つうか、定まってない曲。
自分のシチュエーションが、輪郭が、
ぼけたまま歌ってしまうことがある。
要は、迷ってしまうということね。
 
この歌を仕込んだ当時、何年前だっただろう。
歌詞を覚えようとして、
西原さんのCDを聴きながら練習してしまった。
だから、譜割や間合いが似てしまった。
しかし、私は彼女じゃないのだから不自然。
ピアニストとも全然合わなくて、だんだん歌わなくなってしまった。
好きな歌なのに・・・
 
今はもう、新曲仕込む時、絶対人の歌は聴かない。
原曲聴いて、譜面を自分用に書いて、
その譜面と格闘しながら、自分ならどう歌うかを作って行く。
 
そろそろ時効だもの。歌おうかなと思ってる。
「ミロール」
西原さんの「ミロール」やはり素敵だった。
でも今日は、
「私ならあそこはこう歌う」と思いながら聴いていた。
 
お花差し上げてご挨拶して来た。
 
井の中の蛙とは私のこと。
私は人の歌をもっともっと聴かなくちゃね。
 
 
 
(写真は西原さんじゃありません。おわかりとは思いますが)
 
 
2006/06/30/Fri
photo/A.Takeshi