教授によるプレゼンテーションの後、生徒たちは4つのグループに別れて体験授業を受講しました。

 1つ目は観光デザイン学科の授業です。この学科は観光発展の要を、その地域の生活者と捉え、そして地域価値発信のプロセス全体の設計、企画、制作といったデザイン分野と観光学の恊働をめざした新たな分野、「観光デザイン学」という新領域を学ぶ学科です。この日は、真板昭夫教授による、「地域の宝探し」をテーマに、講義を受けました。自分たちが他者に、観光の目玉として提示する地域の光、誇り(=宝)とは何か?受講した生徒は、教授のはなしに徐々に引き込まれ、真剣に宝探しを始めました。その様子は、たいへん多くの学びを得ているようでした。

 2つ目は銅版画です。銅版をけずって、その削った絵柄が刷られるエッチングの技法を学びました。ここでは卒業生で嵯峨芸術大学の学生である徳田 裕心(ゆみ)さんがお手伝いに来てくれました。生徒たちは、教授と、学生さんに教えて頂き、大変、繊細な美しい作品が仕上がりました。

 3つ目は染色です。今回は草木染めについて教授に教えていただき、絞り染めで模様を作っていきました。全員、輪ゴムで布を縛っていくという同じ技法であるにも関わらず、出来上がった作品は、不思議とそれぞれの個性が感じられました。綺麗な色の、様々な趣の布ができました。

 4つ目は陶芸によるろくろ体験です。陶芸といえば、電動ろくろ。というイメージですが、高校には設備がなく、生徒たちは手ビネリによる陶芸制作の経験しかありません。そのことから、このろくろ体験はみんな初めてのこととあって、とても喜んでいました。教授と学生の方々が丁寧に教えてくださり、授業が終わる頃には、少し上達が見られる程でした。

 

10/6 京都嵯峨芸術大学見学

 10/6の土曜日、造形表現の授業で、2年美術コース生は京都の嵐山にある、嵯峨芸術大学に見学に行きました。

 大学でははじめに、メディアデザイン学科の江村 耕市教授による、自身の作品のプレゼンテーションを受けました。現役で活躍するアーティストの作品を鑑賞し、また、作家自身の説明を聞けるチャンスはめったとない機会ですので、生徒たちはひとつひとつに大きな歓声をあげ、感動を受けた様子でした。

  京都嵯峨芸術大学は、たいへん環境の良い嵐山にあり、本校からも多くの生徒が現在、在籍しています。この体験授業のあいだも、卒業生がのぞきにくる場面が度々ありました。そのような学校に見学に行けたことは、生徒たちの進路を考える手助けになったのではないかと思います。

 当日、教授、入試課の方々、手伝ってくださった学生のみなさんにはとても感謝をしております。心より、お礼を申し上げたいと思います。

授業風景ムービー