2007年9月9日 北八甲田(井戸岳)を歩いた。
●八甲田地区パークボランティア連絡会の活動に参加して、井戸岳植生復元作業に参加した。井戸岳山頂部は、崩れやすい地形地質であること、また登山者が特に多いコースであることから、登山道に沿った形ではげ山状態となっている。県では、20年ほど前から土留め工事を行っていたが、完全に止めることはできないでいた。写真は、階段状の登山道とその両側で行われている植生復元作業場所。
●2年前から当会がこれを引き継いで、毎年この時期に作業を行っている。
最も大変なのは資材運搬だ。クイ、マット、スコップ、ハンマーなどを担いで運ば
なければならない。今年は8月19日に資材運搬のための登山を行っている。私は前
回に続き、クイ2本をしょって登った。無理しない程度となると、このくらいが限
界である。男性陣は5〜6本背負う。この日の参加者は約20名、メンバーの平均年
齢は60代半ばと思われる。皆さん、根性がある。
●井戸岳へ登る途中、木道の一部が数メートル流されていた。 数日前に通過した台風9号の影響だろう。ここは人海戦術、かなり大きく重たい板であったが元の位置に戻すことができた。
●登山道の維持管理のあり方の一端を知ることができた。計画的に行うべき大規模事業は行政が実施し、日常的に必要とされる小さな補修等は利用者・受益者が行う。各所で指摘されていることではあるが、自然に体験できて身に沁みた。
●斜面下の緩斜地は、土留め用マットを敷いて押さえる。傾斜のきついところは特に崩れやすいので、クイを打ち、横板を渡す。横板は1年も経つと浮き上がってくるので、その補修も行う。
●写真左は本日作業を終えた箇所。写真下は以前に復元作業を行った箇所。植生は徐々に回復している。ハンノキ、ヤナギ、ウメバチ草、ネバリノギラン、イワギキョウ(写真)などが見られた。