屏風山番外編
2007年6月16日 
大間越地区(深浦町)松くい被害防除帯における植樹祭に
 
参加した。
 
 
●06年7月、秋田・青森県境から秋田県側わずか250mの地点で、松クイ被害が確認された。侵入を防げなければ、深浦、鰺ヶ沢から屏風山へと続く松林に甚大な被害が及ぶ危険性がある。
●防止策の1つとして、県境から北約6kmを「特別予防監視区域」とし、同区域内に2箇所の防除帯を設置した。防除帯内の標高200m以下にあるマツをすべて伐採する。マツノマダラカミキリ(原因であるマツノザイセンチュウを運ぶ)の行く手に落とし穴を作っておこうという訳だ。このような方法は全国的に初めてであり、期待と不安をもって注視されている。
●国有林内にある1号防除帯の伐採跡地で、地元住民やボランティア、関係者など約160名が、ヤマザクラ、ミズナラ、トチノキ、ヤマグリ、カエデ計250本の植樹を行った。写真上の丸太は、伐採後燻蒸されたマツ。
 
●参加した地元中学生は「これ道じゃなくない?」などと言いながら、植栽場所に向かって山道を登っていった。子ども達にとって山が遠い存在であることを実感。
●記念撮影ではカメラマンがたくさん。先生がとても嬉しそうだったのが印象的。
●深浦町沿岸に続く松林。この風景をみると、林に替わる防災施設は考えられない、と思う。
←マツ伐採後、手入れ不足のために荒れてしまったスギ林が現れた。このような人工林は風害など気象害に弱い。広葉樹林化するにしても、林内環境と周辺林分の状況を見極めながら、間伐しなければならない。防除帯を設置したことによる周辺林分への影響・対策も忘れ
てなならない。
→松クイ被害
にあった海岸林(05年秋田県男鹿半島)。