●06年7月、秋田・青森県境から秋田県側わずか250mの地点で、松クイ被害が確認された。侵入を防げなければ、深浦、鰺ヶ沢から屏風山へと続く松林に甚大な被害が及ぶ危険性がある。
●防止策の1つとして、県境から北約6kmを「特別予防監視区域」とし、同区域内に2箇所の防除帯を設置した。防除帯内の標高200m以下にあるマツをすべて伐採する。マツノマダラカミキリ(原因であるマツノザイセンチュウを運ぶ)の行く手に落とし穴を作っておこうという訳だ。このような方法は全国的に初めてであり、期待と不安をもって注視されている。
●国有林内にある1号防除帯の伐採跡地で、地元住民やボランティア、関係者など約160名が、ヤマザクラ、ミズナラ、トチノキ、ヤマグリ、カエデ計250本の植樹を行った。写真上の丸太は、伐採後燻蒸されたマツ。