またもやShuffleの話で恐縮だが、Universal Design(ユニバーサルデザイン)という言葉をご存知だろうか?
wikipediaで引いてみると...
ユニバーサルデザイン(Universal Design:UDと略記することもある)
文化・言語の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。
とある。
またUniversal Designの7原則というものがある。
1 だれでも公平に使えること(Equitable use)
2 使う上で自由度が高いこと(Flexibility in use)
3 使い方が簡単で、すぐに分かること(Simple and intuitive)
4 必要な情報がすぐに分かること(Perceptible information)
5 うっかりミスが危険につながらないこと(Tolerance for error)
6 身体への負担が少ないこと(Low physical effort)
7 接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること(Size and space for approach and use)
だそうだ。
Shuffleはまさにユニバーサルデザインではないだろうか?
もちろんPCを利用して音楽を購入したり、CDを取り込んだりという部分は視覚障害者にとっては非常に困難だとは思うが、一度だけ健常者の方に240曲ばっちり入れてもらえば、あとはシャッフル再生で新鮮な音楽体験が待っている。
単に音楽を聞く道具としてこれほどUDの原則にマッチしたものは無いと思う。
他のiPodも基本的な操作概念は一緒だが、クリック感があるShuffleのボタンの方がより感覚的に操作が出来るはずだし、そもそも画面が存在しないので何も読む必要が無い。本体にはリンゴマークとiPod位しか刻印がない。
2つあるボタンもクリップのお陰で左右の位置も把握しやすいし、メカニカルボタンなので操作ミスが少なく、ONなのかOFFなのかが触ってすぐ分かる。
つまり驚くほど簡単に操作できるのだ。そして9,800円($79)と安い。
そして小ささ故、自由度も高く、何も邪魔しない。
このShuffleのプロダクトデザイナーがUDを意識したかどうかは定かではないが、完成されたデザインとはUDに近い存在になっていくものなのだと、強く思う。
ジーンズとTシャツとShuffle。あとは小銭とクレジットカードだけ持って街へ出る。携帯がちょっと煩わしいと感じるかもしれない。