タシケント市内は近代的高層ビルが多く建っている。
”ここ途上国(後進国)!?”とは思えない。建物はすごく立派で、日本の都市と変わらないのかな〜と一見思ってしまう。が、インフラのストップは日常茶飯事。停電、断水や断湯は珍しいことではない。ソビエト時代にはきちんと管理されていた建物は独立後、管理•修理のシステムが整っていないせいか老朽化している。アパートは部屋ごとに持ち主が違うため、外から見ると窓の形からデザインまで違う。アパ−トの廊下や階段など、管理する人がいないので、電球が切れたままで夜は真っ暗!という状況は珍しくない。
私が住んでいるアパートは、同じ棟の部屋がどこか修理をしていると、必ず水かお湯が止まってしまう。冬はお湯が止まると暖房機能もストップ。”洗濯はあとでしよう〜”と思って、いざ始めようとしたときに水関係のストップはこたえる。というわけで、ここで生活するなかで、”今できることは後でしない”というモットーができあがった。地方に行くと、インフラの状況はもっと悪い。水はため置きしたのを使ったり、停電すると1,2週間は電気が使えないというところもたくさんある。私は首都に住んでいるので、多少の故障はあっても生活ができないわけではないので、かなり恵まれている方。
近代的な都市の顔とは違い、通信やライン関係の発達は遅れている。銀行、郵便局、公共機関…etc、全て事務処理は手作業。ATMは見たことがない。郵便局から小さい荷物を出すのに、待ち時間も含めて2時間位かかったことがある。ちょうど、昼食の時間にぶつかり、局員のおばさんから、「お昼食べたいから休んできていい?」と訊かれた。「どのくらい?」ときくと、「20分ぐらい」と。ウズでは時間に対してちょっと(いや、ちょっとじゃないかな…)ルーズ。20分ではきっと作業に戻ってきてくれないどろうな〜と思い、待ち合わせの約束があったため、「ダメ〜」といったら、仕方なさそうに荷物の作業をしてくれたことがある。インターネットは国から情報が制限されており、アクセスできないことは珍しくない。テレビも情報が制限されている。自宅ではロシアとウズのチャンネル、CNNとEUROのニュースが見れる。ウズのチャンネルはダンスとか、ニュースなど。ウズでは「おしん」が放映されて、絶大な人気!ニュースは国内の事件や犯罪に関することは、情報が制限されているのか、たぶん目にしたことがない。知人が「旧ソ連だったから、あちこちに盗聴器がつけられてるかもね〜」と言ったとき、”ちょっと冗談に受け取れないな〜”と思った。
日本では当たり前だったことが、違う国に住むと当たり前じゃなくなる。日々、いろんなことがあるけど、ここでの生活は不便ではない。そして都市にしては治安がよい方なので、気をつける点を忘れなければ、安全面でも安心して暮らせるところである。