間違い電話だけれども…
 
家の電話にも携帯電話にも間違い電話がよくかかってくる。タシケントの固定電話は家やアパート毎に電話番号が決まっている。なので、電話番号で、どの辺に住んでいるか見当がつく。
固定電話には、本当によく間違い電話がかかってくる。
昨日電話のベルが鳴った時、”また間違い電話かな…”と思いつつ受話器をとると、男性の声で「アロー(ロシア語で”もしもし”の意)、Mはいるか?」と話してきた。Mさんは私のアパートの前の住人で、同じJOCVの隊員だった。彼女は
私たちの隊次がウズ入りする一ヶ月前に、任期が終了したため日本へ帰国していた。「彼女は日本に帰ったよ」と答えると、相手の話す言葉が日本語に変わった。
「え”〜、かえったのですか!!わたしはMさんのともだちでスンナットと言います。MさんとJICAのしごとをしていました」
私:「Mさんのメールアドレスとかご存知ないんですか?彼女と連絡をとりたければ、JICAに連絡して尋ねてみてください」
ス:「あの〜、おなまえはなんといいますか?」
名前を伝えると
ス:「まなみさん、わたしのちからになってほしことがあります」
私:「何ですか?」
ス:「じつは、わたしは、やしろいあきのうたをさがしています。あめのぼじょうといううたがだいすきです。このうた、もってませんか?」
私:”え”っ、やしろあき、あめのぼじょう〜!?”と思いながら、「八代亜紀ですか?もってないですね〜」
ス:「そうですか、わたしのためにちからになってもらうことはできますか?」
JICA事務所がある同じビルの中に、ウズベキスタン・日本センターというのがあるけど、”若者向けの音楽しかなかったし、演歌はなかったよ…、SV(シニアボランティア)で誰か持ってるとも思えないけど…、MacのiTunesでダウンロードできるのかしら…”と思い、とりあえず時間はかかるかもしれないけど探してみることを伝えた。連絡先を確認し、電話を切ろうとすると
ス:「わたしは11ねんまえに、にほんごをべんきょうしていました。まなみさん、こんどあっておはなししませんか?」
日本での間違い電話だと会うことは、ちょっと考えてOKとは言わないだろうけど、日本語が話したそうな様子で、隊員の知り合いということで会ってみることにした。ゴールデンウィーク明けまで時間がとれないため、5月になったら電話すると伝えると、
ス:「きょうは4がつの22にちですね、え〜、5がつはまだまださきですよ。そんなにあとですか〜。」
私:”そんなに後でもないよ…”と思ったけど、日にちを決めないと話が終わらない感じだったので、とりあえず決めて電話を切った。
”面白い人脈だわ…、なぜ八代亜紀…、雨の慕情は見つかるかな…”と思いながら、電話の内容を振り返り可笑しくなった。雨の慕情が大好きなスンナットさんはどんな人だろう…、ちょっと会うのが楽しみである。
 
 
2007年4月23日月曜日

左上:タシケントで2番目の大きい
 ”チョルスーバザール”の全景
右上:バザールの前でお好み焼きみたいな  軽食を売る、ウズベク人の女性
左下:大体のバザールの中に、韓国人が惣菜を作って量り売りしている
”キムチ”もあるよ〜
食事の準備に時間が取れない時や野菜不足解消の強い味方!