撮影日:2007年1月27日
場 所:次大夫堀公園の周辺
 
求愛ディスプレイとは、メスに対してオスが求愛する際に示す独特の仕草のことです。2羽でぐるぐると輪になりながら飛ぶオオタカや、くちばしを突き上げては鳴き交わすカワセミなど、求愛ディスプレイのパターンは鳥の種類によってまちまちですが、コサギの場合はオスとメスが互いに近づいては離れるという動作を何度も繰り返します。その間、見つめ合ったかと思うと次は同じ方向を向いたりと、まるでダンスを踊っているかのように見えます。
 
真っ白な鳥が優雅に舞い踊る、このコサギの求愛ダンスは昔の人々の印象にも強く残ったようで、豊穣を祈願する「鷺舞」や「白鷺の舞」といった芸能が日本の各地で生まれました。そのいくつかは、現代でも見ることができます。
 
 
ペアリングにはまだ少々早すぎたのか、この日は結局、ペアは成立しませんでした。ディスプレイの直後にオスが逃げ出すとはあまり考えられないので、手前の個体がメスだったと思われます。
コサギの求愛ディスプレイ
首を伸ばし、くちばしを高く掲げるのが基本姿勢
遠くから見つめ合い
接近したかと思うと
また離れ
おもむろに近づいたかと思ったら
呼吸を合わせて一緒にジャ〜ンプ!
互いに首を絡め合い
もつれるように落下
あらら残念、逃げられてしまいました