がんによるこころの症状と治療

 

緩和ケアで治療を行っている主な症状は,


1. 「うつ(抑うつ)」

がんによるうつは,多くの患者さんの生活にと

ても悪い影響をおよぼします。病気で悩む患者さんにうつが出てくることがあります。状況に応じてくすりや精神科医の診察,お話しや散歩,病棟行事へのお誘いなどあらゆるケアを考えて

いきます。


2. 「不安」

うつと同じく,がんにより引き起こされる不安

でお困りの患者さんには,個々の症状にあった

治療やケアを考えます。


3. 「不眠」

夜になかなか寝付けない,一度眠っても目が覚

めてしまうなどの症状があらわれることがあり

ます。不眠によりつらい気持ちになったり一日

の生活に悪い影響をおよぼすことがあります。

治療やケアを考えていきます。

 

4. 「せん妄」

がんにより,「幻覚(無いものがみえること)」

や「幻聴(何もないのに声や音が聞こえる)」

また,以前のことと今のことを勘違いしたり,つじつまの合わない会話が続いたりする症状があらわれることがあります。患者さんの状態に応じて

ご家族と一緒に治療やケアを考えていきます。


5. 「心の悩みとそのケア」

入院中に患者さんがこころのつらさや,悩みを

相談された時には,誠実に対応していきます。ま

た看病をするご家族の悩みや,こころのつらさ

にもきちんと向き合って考えたいと思っており

ます。

病棟からの風景南側