診療日記
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犬の子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)
子宮蓄膿症は、子宮の内膜が過剰に増殖したり、粘液が増加しているところに細菌の感染を起こした状態です。
診断は問診と臨床症状、それからエコー検査で発見ができます。治療は通常、卵巣子宮摘出術をおこないます。
今回のワンちゃんの場合、病理組織学的検査では卵巣は多発性嚢胞(のうほう)で、子宮は化膿性子宮内膜炎でした。どちらも手術後の予後は良好です。またこの手術でもペインコントロール(疼痛管理)は大変重要です。
数週間前に発情があり(これは気付かないこともあります)、陰部からの排膿が見られ、元気・食欲がなくなったり、お水をよく飲みおしっこをたくさんする場合、この病気を疑います。中には陰部からの排膿がないものもありますので、未避妊のワンちゃんが体調が悪い場合は、かかりつけの動物病院にご相談ください。
2009年9月18日金曜日
当院で見られた子宮蓄膿症のエコー所見。今回は嚢胞状でした。
子宮蓄膿症は腹部エコー(超音波検査)で診断できます。