診療日記
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高齢犬の全身麻酔
高齢のワンちゃんでは、若く健康なワンちゃんとは異なり、様々な慢性疾患(心臓病や腎臓病など)を抱えていることが多くあります。このようなワンちゃんでも全身麻酔が必要となる場面はよくあります(例えば、子宮蓄膿症、腫瘍疾患など)。
このようなワンちゃんの麻酔を考える時には、術前検査(身体検査、X線検査、エコー検査、血液検査など)によってワンちゃんの全身状態を把握し、適切な麻酔薬を選択することが非常に大事になってきます。
今回は中程度〜重度の僧帽弁逆流(心臓病)をもつキャバリア犬に、乳腺腫瘍切除のため全身麻酔をしました。静脈点滴や血圧を維持する昇圧剤・鎮痛薬などを使用することで、麻酔中・麻酔後も安定した状態を維持することができました。
全身麻酔をかけられるかどうかは動物の状態はもちろんのこと、動物病院の設備・スタッフの状態にも影響されますので、かかりつけの動物病院とよくご相談ください。
2009年7月17日金曜日