「生きた細胞や生体内で何が起こっているのか」という疑問を目で見て解決できるようにすることが当研究室の目的です.

 細胞や生体の中では何千何万という生体分子がうごめいており,それぞれが重要な役割を果たしています.しかし,それぞれの生体分子に色がついている訳ではないので,何もしなければ細胞内や生体内での分子過程を見ることはできません.

 生体分子の可視化計測を実現するために,当研究室では,蛍光タンパク質や生物発光タンパク質などを活用してセンサーとなる,つまり特定の生体分子を捕まえて光る機能性分子(プローブ)を設計・開発しています.この独自のプローブを細胞や生体に導入して顕微鏡等で観察することにより,生きた細胞や生体内で生体分子がどのように機能しているのか,その時間的・空間的な動態をリアルタイムで可視化できるようになりました(下図).

 このように「見えなかったものを見えるようにする」分子イメージング技術を核として,生命機能を支える動的分子情報の発見・解明とともに,分子レベルでの疾患の理解を目指しています.また,独自の分子イメージング技術に基づいて,安全でよく効く薬物の革新的スクリーニング法の開発研究や疾患の新しい診断法の開発研究も精力的に行っています.

 

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