八郎湖と長良川に見る
ゲート開放の可能性
 
1987年8月、秋田県八郎湖において日本海と湖を遮断している防潮水門が、約1ヶ月あまり開放されたことがある。その後、八郎湖ではヤマトシジミの大量繁殖が確認され、地元漁業は一気に活気づいた。この事例は、長良川河口堰をはじめ淡水化のために設けられた全国各地の河口堰や水門に対し、ゲート開放による漁場回復の可能性を投げかけている。
 
八郎湖を淡水化している防潮水門。1987年8月、この水門のうちゲート2門が約1ヶ月間、改修工事のため開放されたことがある。その後、ヤマトシジミの大量繁殖が確認された