深町さんがHPで書いていらっしゃるサービスにまつわる話で思い出したのですが、私も最近お店でちょっとうれしい気持ちになったことがありました。この間の北欧旅行中、フィンランドで行ってみたかったお店を訪ねた時のことです。その時私は、最近ちょっと気になっている?男性へのお土産を探していました。Tシャツを買おうとまでは決めたのですが、その人とは仕事上でしか会ったことはなく、私服の趣味もわからないし、どれにしようか悩んでいました。
途中サイズのことなどで店員さんとちょっと話をし、その後またひたすら悩み、やっ
と一枚のボーダーのTシャツに決めました。それを持ってレジへ行くと、その様子をずっと見ていたらしいサイズ選びも手伝ってくれた店員さんが、とてもやさしい笑顔で「これに決めたの?私もこれが一番いいと思うよ」と言ってくれ、「プレゼントだよね?」と言ってきれいにラッピングをしてくれました。自分用のバッグも一緒に買ったのだけれど、「これはあなたの?これもかわいいよね、はいどうぞ」と袋に入れて渡してもらったときは、自分で買ったものなのに、そのお姉さんにプレゼントしてもらったような嬉しさがありました。一人旅の最中、こういうちょっとした、でも本当の笑顔ややさしさは心にしみるものでした。
結局私が旅行好きなのも、こういう幸せな瞬間にたくさん出会えるからなんだなぁ、
と思います。もちろん旅に出なくても、日常の生活の中で出会える感動もたくさんある
し、それは自分の気持ち次第という部分もあると思います。でも、旅先で出会った遠い国の言葉も通じない人たちと、一瞬でも気持ちが通じ合った瞬間というのはやっぱり何か特別なものがあるなぁと思ってしまいます。
スウェーデンでお世話になったホストファミリーも、本当に素敵な方々で一緒にいる
ととても穏やかな気持ちになれます。特にホストマザー(Britta)にはお世話にな
り、私は彼女の行くところへしょっちゅう一緒について行っていました。
ある時、彼女のお友達のお家へ一緒に遊びに行く機会がありました。その日は、そのお友達の誕生日で、行く途中に Britta はお友達へのプレゼントにお花とカードを買いました。公園のベンチに座ってカードを書いた時、 Britta は自分の名前と一緒に私の名前も書いてくれ、お友達のうちへ着いた時は、玄関の前で「あなたから渡してくれる?」と私に花を渡してくれました。
お花もカードもそのお友達はとても喜んでくれて、いきなり一緒についてきた初めて
会う私のことも歓迎してくれて、私は手作りのケーキをたくさんご馳走になりました。(ヨーロッパって、誕生日を迎えた本人がケーキを用意しますよね。インドネシアではどうですか?)スウェーデンから日本に帰る日、私は飛行機に乗る前に5時間半電車に乗らなければならず、朝早くホームステイ先を出、息子の運転する車で駅まで送ってもらいました。電車のなかで、 Britta が早起きして作って持たせてくれたサンドイッチを食べながら、(今の話はほんの一例だけど)こういう彼女の気遣いややさしさがあって、私はこんなに居心地よく彼女たちと過ごさせてもらったんだなぁ・・・と、しみじみ思いました。