みなっしゃーん!大変ご無沙汰しておりました!
本当に、うさこ、お詫び申し上げます。春はうさこが大活躍の時期。
みなさんもうさこをよくお見かけになったでしょ?野原やショップ
やキャラクターやらで。。。ほほほ。そう。イースターバニーとし
てよ、勿論。そのせいでうさこは色んなイベントから引っ張りだこ。
本当に忙しかったのです。でも本当の本当は、お正月から2度寝の
ように冬眠していただけなのですが。。。冬眠もウサギには大切よ!
そして、むっくり起き上がって来た暖かい春の夜。
うさこはばったりウサ高校時代の級友たちに会ったのでした。
そして久しぶりに美味しいものを食べに行こう!ということになり、
その内の一人が経営しているフレンチレストランへ行ったのでした。そこで頂いたのが、美味
しいお料理と一緒にワインワインワイン。
お料理は茄子を輪切りにしてオリーブオイルで優しく焼き、その上にチキンやハムを載せた
カナッペから、ビール(子牛)とタマネギのパスタ、カブをやわらかく煮込んだもの、菜の
花の茹でたもの、ビーフを炭火で焼いたものをお皿の一番下にたっぷりと敷いた濃厚なクリー
ムソースに絡めて頂くお料理などを、白ワインから赤ワインなど約5種類ほどと一緒に頂いた
頃。最後の締めくくりに、と登場したのが貴腐ワインでした。
うさこ、知識としては知っていたのですが貴腐ワインを実際に頂くのは
初めて!!しかも、ウサ高校時代のお友達全員、勿論同じ年ですから、
みんなが生まれた年に出来た貴腐ワインを頂いたのです!自分の生まれ
た年にできたワインを頂くことも初めてなら、貴腐ワインも初めて。
自分が生まれた年にできたワインって、そんなに飲みたいものかしら?
とひねくれたうさこは今まで思っていたのですけど、実際自分の目の前
に出て来ると、ワクワクワクワクワクワクが止まらない。
完璧に計算された冷やすタイミングと方法。そしてグラス。貯蔵庫から出された後、氷のバケ
ツの中に数分間、ボトルを入れておくの。ボトルの底の方を冷やしたら、ワインボトルを今
度は下に向けて数分感。それでひんや〜〜りとした冷たい白い貴腐ワインを飲めるのです。
ソムリエがワインに傾ける情熱はすごいですね。
貴腐ワインというのは、収穫前の葡萄にポトリティスシネレアという菌が付着し、それを使っ
て作られるとっても甘〜〜〜いワインなのです。なぜ菌が付着した葡萄を使うかというと、勿
論この菌が特別な作用をするからなのですが、通常、このポトリティスシネレア菌は葡萄に
とって天敵の一つ。でも、ある一定の地域と気候条件が合った時にだけ、生まれる奇跡のよう
な変化の下、出来上がるワイン。
川のほとりにある、完熟した葡萄にポトリ
ティスシネレア菌が付着すること。朝、その
川から立ち上がる朝もやによって菌がカビ状
になり、でも、午後にはカラッとした天気に
なることで菌が葡萄の表面に付き、小さな穴
をあけるのですが、その時水分のみが穴から
蒸発していき、糖分は葡萄に残る、こんな条
件なのです。
この作用は一見、うさこの大好きなアイスワ
インにも似ています。アイスワインは、葡萄
を摘んでしまう前に大寒波などがやってきて、
葡萄が凍ってしまい、干し葡萄のような状態
になったものから作られるのですが、極甘の
デザートワインとしてうさこも大好き。
でも貴腐ワインは、甘さの中に独特の熟成さ
れたチーズのような芳醇な香りがあるのです。
しかもうさこが生まれた年に出来たワイン。再会した級友たちとのワイン。
大変高価なワインなので、ハマってもなかなか頂くことはありませんね。でもこんな特別な過
程で作られ貯蔵されてきたワインは、そんなに沢山頂くものでもないのかもしれません。
うさこの鼻に残ったうさこの生まれた年の貴腐ワインの香りは、きっとずっと忘れることはな
いでしょう。
桜の花が咲き始めた夜に、久しぶりに一緒に過ごした級友たちとの時間は、全てが貴腐ワイン
のように甘く香しい、素晴らしい時間だったのでした。
あ〜今日、ムクッと起き上がって来て本当に良かった〜。