初めて落石岬を訪れたのは、1978年の春だった。

浜中YHでそこを紹介されホステラーと一緒に落石岬をおとずれた。当時は、駅舎に駅員さんもいて訪れるホステラーに岬までの道順を教えてくれた。駅から歩くこと1時間30分程度でゲートに着く。まだ雪は、深く広がる景色に感動を覚えた。そんな荒涼とした中に役目を終えた落石無線局は建っていた。落石岬を教えてもらったのは、浜中YHであった。そこに”ほおずきの宿”という元YHのヘルパーが営んでいる宿があることも教えてもらった。

 翌日、落石に足を運んだ。 厚床駅で厚床線(懐かしい)に乗り替えるホステラーと写真をとり落石岬へ向かった。岬の帰り道、お茶でも飲んでいかないと誘われて初めてそこに立ち寄った。お世辞にも綺麗な建物といえない今にも倒れそうな宿であったが 食堂を兼ねている居間に腰を下ろし薪ストーブにあたるとなんだかとっても暖かみを感じてすっかりそこが気に入ってしまった。

 その日は、浜中ユースに戻ったが 翌日は、落石のほおずきに戻ったのは、言うまでもない。結局、この春は、6日間いて、すっかり気に入りその年の夏にも訪れたのは、言うまでもない。以後、休みになるとそこを訪れ1982年まで何回もほおずきと落石岬を訪れた。春国岱、カヌー遊び、宴会、忘れ得ぬ想い出である。

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