東京の緑が濃くなってきた 5 月 16 日,ことし二度目の新緑を探して四尾連湖へ.神秘麗湖とも書くが,これは当て字.「しびれこ」と読む.甲府南で下り,笛吹川沿いに市川大門の街を通って山へ向かっていくと,大畠山の中腹,標高 850 m,周囲 2 km の小さなカルデラ湖に達する.湧き水と雨,浸みだしと蒸発によって水位が保たれている山上湖.鯉,鮒,鰻などが生息する.日本中で聞くように,ブラック・バスが放たれ,生態系が変わってきたと土地のひとはいう.快晴の湖に釣り人がふたり,ここを起点にして山に登っていったひとが 5 人.天国も地獄もないと考える者にも,新緑と静寂ははモーツァルト「ハ短調ミサ曲」で Maria Stader が唱う “Et incarnatus est” を 思い起こさせる.写真を撮るには光が強すぎた午前の半日.早朝か晩秋がさらに魅力的と考えた.

(19. Mai 2007)

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四尾連湖 Mai 2007

 
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