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気候変化と岩場の崩壊
ここ数年、雨の降り方が変化してきていると言われている。どのような変化かと言うと、「局地的」「集中的」に強い雨が多くなっている。つまりスコールのように強い雨が局地的に降る傾向が強まっているようだ。この現象は日本亜熱帯化を証明するひとつの要素とも言われている。
 さて、ではこの局地的集中豪雨は山にどんな影響を及ぼすのだろうか?
短時間に強い雨が一ヶ所に降ることで、大きな岩を支えている土砂が流出したり、岩の隙間に流れ込んだりすることで、これまでは安定を保っていた大きな岩が崩壊する現象が08年春から相次いで起っている。
 関西に住む人たちにとって身近なところでは芦屋ロックガーデンの通称「GateRock-ゲートロック-」の大崩壊である。下の写真は08年6月と7月に撮影したものである。 現在、この区域は芦屋市によって「立ち入り禁止」措置がとられている。
2008/06/21撮影
2008/07/22撮影
 その他のエリアでも、御在所中尾根ツルムのコルの崩壊(08年4月末〜5月初め頃)などが起きている。フリークライミングのエリアとして有名な小川山でも今春の湿雪による樹木倒壊に伴って、地盤の弛み、自然落石が起きやすい状況になっている。
 「これまで大丈夫だったから」は落石の免罪符にはならないと言える。状況判断の伴った行動は登山やクライミングの基本であるが、近郊(六甲や御在所など)に於ても、各人が徹底して事故防止に努めていきたいものである。
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