平治岳
男池〜ソババッケ〜大戸越〜平治岳〜男池
平成15年4月17日(木)

 雲一つない青空の下、いつもの道を辿って九重方面に向かった。目的地は名水百選の一つである男池。元気があれば平治岳まで往復しようと考えて出発。黒岳周辺の民家にはユキヤナギやレンギョウが咲き誇っており、私の住む熊本市とは3〜4週間ほどの季節差があるようだった。ただ、今日は熊本市では最高気温26度程度であり九重といえども暑かった。

 牧の戸峠の少し手前より、瀬の本高原の先に根子岳や高岳が見渡せた。根子岳の左には祖母山も見えていた。





 登山口からしばらくは簡易舗装された歩道を歩いていく。まだまだ新緑の季節とは言えないようだ。

男池周辺。朝の木漏れ日に緑が輝いていた



 男池周辺には環境の変化にともない各地で消滅しつつあるイチリンソウも見ることができるらしい。今日も植物観察をかねての山行きだ。
↑男池からソババッケ手前までハルトラノオが朝日に照らされていた
↓ツルキンバイ
↑ヒトリシズカ
↑シロバナネコノメソウ
↓シロバナエンレイソウ
↑ヤマエンゴサク
↑葉が三全裂するエイザンスミレ
↓ユキワリイチゲ?イチリンソウの仲間だ。残念ながら今回はイチリンソウを見ることはできなかった
↑チューリップの仲間のアマナ(甘菜)



 男池を後にしてかくし水、ソババッケ方面に向かう。ソババッケまでの道のりが昨年よりつらく感じたのは昨年は初冬で寒く、今日は気温が高かった為か?単に体力の低下?
 自然林のなかでコブシの花が陽光をうけていた


 かくし水からソババッケまでは林の中を登っていく。後のソババッケから大戸越も似たような雰囲気の登山道だ。今日は快晴で歩きやすいが雨後などは滑りやすくてたまらないだろう。
 ただ大戸越直前までずっと鳥の鳴き声が聞こえてきて心をなごませてくれる。種類がわかるのは有名なウグイスくらいなのだが。
 ソババッケから仰ぎ見る平治岳。左の方の鞍部が大戸越だろうか?
 あと一月半もすればこの山はミヤマキリシマで被われ、九重の銀座状態なのであろうが、今日は平治岳周辺では4、5人に出会ったのみ。


 ソババッケから50分程登っていくと、右手に平治岳の山頂付近が見えてくる。遠くからみると端正な山姿であるが、頂上付近は以外と凹凸がある。



 大戸越から急登を約30分で平治岳山頂。本岳も双耳峰のため、まず南峰に至り、その後5分程で北峰山頂に着く。九重山群や法華院温泉を目の前にして昼食とした。


 三俣山の右下に見えるのは雨ガ池だろうか?この角度から初めて見おろしてみた。昨年はミヤマキリシマ後に来たのだがガスで展望は全く得られなかったのだ。