第27号 トマトの巨木 01/09/02
天国は一粒のからし種のごとし、
人これを取りてその畑に播くときは、
萬の種よりも小さけれど、
育ちては、他の野菜よりも大きく、
樹となりて空の鳥きたり、
その枝に宿るほどなり
(マタイ伝 13章31〜32節)
種
種と環境
小さな種、大きな種
かたちも色々
でも「種」を見ただけでは「実」という帰結は想像できない。
一番小さな種、からしだね
天国のたとえとして主イエスさまが使われた。
とても素晴らしいはずの天国が「からしだねのごとし・・・」
どういう意味だろう?
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「科学万博つくば'85」
茨城県の筑波での科学博覧会、
政府出展主要会場のホールに「トマトの巨木」、
普通の種子をまいて10ヶ月目に根株が直径20センチ、すごい太さだ。
何と枝や葉は十数メートルに広がった。
じつに植物生命の潜在能力がすごいなー
一株1万2000個のトマトの生命現象だ。
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種に光が当たり、
種に水が与えられると、
日ならずして芽を吹き、勢い良く伸びる。
植物生命にとって一番よい環境を整えたらどうなるか?
この分野の研究・開発をなさった野沢重雄先生、
温厚な老先生を訪ねることがゆるされ、
お話を伺う。
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先生曰く、
自然のあらゆる現象は、生長と抑止の運動法則。
(二つの相反する力)によって成り立っている、では
生命を抑止する条件を除いてゆけば・・・
と考えて、生命現象を観察してきました。
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なるほど・・・
すると、このトマトは普通のトマトの種で、
最近はやりの遺伝子操作をした新種ではないのですね。
土が植物の生理を阻害するから、
土を離れるというわけなんですね。
それで、水と空気と光なのか・・・
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このトマトの巨木の下に立つと、
なにかしら感動する、無限にのびようとする姿が美しい。
目に見えない何とかというアロマを発散している。
次から次に実をつけ、
何年にもわたって生長を続ける・・・
先生が一つ、完熟した大きなトマトをもいで、
ひとつ召し上がれ、と差出して下さった。
宇宙的ともいえる植物栽培技術・・・
美味なシュンのトマトだ。
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主イエスさまはおっしゃいました。
「種は神のことばなり」
(ルカ伝 8章11節)
「良き地なるは、御言を聴き、正しく善き心にて之を守り、
忍びて實を結ぶ所の人なり」
(ルカ伝 8章15節)
目に見えない程小さな種、それは「神のことば」。
「神のことば」が私達のこころに届いたとき
どのような生命現象があらわれるのでしょう?
私達のこころがどのような環境なのか、
それが問題だとおっしゃるのです。
幼子のごとく、
神のことばを素直に信ずる時、
驚く程の生命現象が現れてくる。
いまマサイの人々に主イエスさまの福音が伝わり、
彼らが疑いのこころなく、聖書通りの信仰を正しく受け入れるならば、
いままで潜在していた驚くべきものが、生命の輝きを伴って、
われらの前に顕現するに違いありません。
それがとても楽しみです。
種のもつ潜在能力を「トマトの巨木」といった形で、
わかりやすく教示して下さった野沢先生に、心から感謝しています。