遠く、鶯のさえずりを耳にして朝早く近くの里山を歩くと、名も知らぬ可憐な草花の群生に目が止まった。背景の桃の木々にはすでにグリーンが鮮やかに一斉に吹き出していた。
朝6時、里山を「愛犬ジュニア」と共に踏み込んで、春を満喫した。右手前には花の終わったばかりの桃、その奥が若葉の成長著しい枇杷(ビワ)、さらに奥に見えるのが「愛媛みかん」の樹である。小鳥のさえずりは心地よい。
いつごろからか、「杖の如きもの」が天に向かって垂直に立っていた。そこは里山のみかん樹の足下で、最近になって芽生えを見つけていたが、今朝の驚きは・・・『杖の芽吹き』(民数紀略17:8)であった。ハレルヤ!
あの注目の「里山の杖」に芽生えを見つけて喜んだのは春の初めでした。季節は廻りその枝は大きく広がって枝と枝の間に若い葉が芽を出していました。もう夏が近づいているのです。「夏の近きを知る」(マタイ24:32)。そういえば無花果(いちじく)の樹に例えられているイスラエルの建国からすでに60年・・・というニュースが聞こえて来ました。
早朝、里山の小道のあしもとに紅く熟した「野いちご」を見つけ、わたしは一番大きいのを選んで口に運んだ。その甘酸っぱい刺激と野生の素朴さ・・・小さな種をプチプチと歯でつぶしながら、ふと味わったのは「我が幼き日の思い出」であった。ゆっくりとした時間が流れた。