MALAWI
 
 
ハレルヤ! 感謝しつつこのたびの伝道のご報告をさせていただきます。
 
このたびは「第11回マラウイ伝道」と「南アフリカ伝道」でございました。特筆する
ことが二つございました。ひとつは、マラウイ第一の町ブランタイル近郷の村に福音が
宣伝えられたこと。もうひとつは、ひと村こぞってみ救いがなされたことでございます。
 
チクワワCHIKWAWA県のムワジカ村はわれらの伝道基地のあるドワDOWA県のボコシ
村からは距離にして600キロほどもありますので、トラックで10時間という遠距離で
した。
 
この村のご出身であるネルソン・マトペNELSON MATOPE兄は国の道路建設の技術者で
昨年よりこのDOWA村に貫通する「国家プロジェクトである道路工事」のためにドワ村に
来ておりました。
 
昨年の12月の「第10回マラウイ伝道」の際トラックでのキャラバン伝道中の我々の姿
を見て、同僚の工事関係者でこのドワの地理に明るい人に尋ねたそうです。「この教会は
どこに伝道基地があるのか?」すると彼は「ボコシ村のピリさんの教会だよ」との返事。
それを聞いて彼はさっそくピリ兄を訪ねてきたという。
 
このネルソン兄は自分のムワジカ村の有力者たちから「我々の村にも教会が必要だ。あな
たはその為に尽力しなさい・・・」との要請を受けて道路沿いの良き土地に近年レンガ造
りの会堂を完成させたばかりでなく、教会のメンバーをも養成し、子どもたちには聖歌隊
を組織させ、きれいな制服まで作って歌わせていた。この地方はバプテスト教会が昔から
宣教活動をしていたところであったそうだが、その教会側はそこに牧師たちを送るでも
なく、愛兄としては「よき教会があればここで伝道活動をしてもらいたいものだ・・・」
と日頃から考えていた。
 
そういう訳でピリ兄を訪ね、会堂の中に案内され「真の福音」を聞く事が出来た。日本の
「イエス之御霊教会」からの全き福音・・・と知り、驚きつつも、自分の村のことをピリ
兄に話し「一度是非来てほしい」と懇願して帰った。ピリ兄は祈りの内に交通費が3人分
用意出来たので、ことし1月11日に2泊3日の予定でバスにのって出かけた。その時に
村の有力者たちや近隣のチーフたちにも会い、真の教会「イエス之御霊教会」のこと、真
の福音「水と霊」のことなどを伝え、若しも許されたら日本からの宣教師たちがマラウイ
に来た際には、ここにまで伝道するように願ってみよう・・・・といって帰って来たそう
である。
 
そして此の度、ピリ兄からこのいきさつが私に語られ「若し許されたならば行って伝道
して頂きたい」というのであった。皆さんと一緒にいのり、色々と考えて検討した結果
「伝道日程の前半の時間を割く」ということにして、トラックの費用
をオーナーと交渉し、「主イエスさまのお導きも感じた」ので4月13日(月)の早朝
5時に出発と決定した。トラックの運転席の隣りには礼子牧師、長谷川牧師のふたりが
乗り私と太田兄は多くの聖徒がたと荷台に乗った。おどろいたことには幼子を連れた
婦人方も多くいて50人ほどがぎっしりと荷台に坐ったり、立ったりしていた。
 
幸いわたしには主イエスさまからのご配慮をいただき、折り畳みの椅子が用意されて
いて本当にもったいない限りであった。キャラバン隊は美しい聖歌を歌いながらの長旅
を楽しげに初め遂に全うしたのである。予定を大きく超えて夕方の4時にムワジカ村に
到着すると、奥まったところにある美しい会堂をバックにして15、6人の聖歌隊の
美しい歓迎の歌声を受けた。われらは実に嬉しく感動したのであった。
 
最初、村の有力者たちや近隣のチーフたちが会堂の前列に坐り、その後ろにはボコシ村
からのキャラバン伝道隊の愛兄姉たち50名、その後ろにこの教会の人たちが坐った。
すでに日は暮れて暗くなる時間であったが聖歌隊の美しい歌声から始まり次に「聖霊の
待望会」が許され、明日は8時から福音伝道会そして洗礼式、次に聖餐式という予定と
なった。ネルソン兄がまず立って今までの神のお導きを語り「自分の信仰の父はピリ兄
であり信仰の母はピリ兄の妻・マグレット姉である。自分は皆さんと同じ神の子ども達
の一人だ」と言ったのを聞いて、この人は「神の秩序」を貴ぶ優れた人だな・・・と感
じた。そして村の有力者たちを我々に紹介してくれた。どの人びとも喜んでいる様子に
ネルソン兄は殊の外嬉しそうであった。わたしにひとこと・・・とピリ兄が言うので 
1)    イザヤ書61章1−−3節 2)ヨハネ伝14章6節 を開いて主イエスさまの聖霊
のお導きと祝福をひとこと感じたまま話した。
 
翌14日は朝8時40分に婦人方の讃美からはじまり次々とこの村の人々も加わった。
朝食としてパンと飲み物が用意された。会堂では10時15分から讃美。ピリ兄の説教
は「サマリヤの女への主イエスさまの教え」からから始まり、異言の祈りは神に語ると
いうコリント前書14章2節が開けられ「判ることばは神に向うものにあらず」と語り
聖霊降臨の様子をペンテコステのところを開けて説明した。次に使徒行伝19章を開い
てすでに他の教会で洗礼をうけている人の為に真のバプテスマを告げ、受け直しを勧め
たのであった。
 
洗礼式は車に乗って水のあるところまで約10分、小さなダムの放水・・・と思える
ところ。その滝壺で次々とまずチーフたちも受けて47名となった。教会に帰ってから
聖餐式がなされた。約90名であったが、一人のチーフ・グループサム氏がこういった。
「5つの村のチーフたちが今日ここに集まり、この福音とこの教会を受け入れたことは
重大なことであった。かつてはこんなことはなかった。先生方みなさん、遠くからこの
貴い福音を持って来てくださいました。今後私たちの事を決してほっておかないで下さ
い。お願いします。次には是非わたしの村人たちにもみ救いをほどこして下さい。」
 
私たちは午後3時35分にこの村を辞して駆け、寒く冷たい風の中、深夜2時にボコシ
村の伝道基地に舞い戻ったのであった。実に幼い子どもたちもよく耐えたものであった。
ネルソン兄はわれらと一緒にボコシ村まで帰ったが「出来れば自分もピリ兄と共にこの
「水と霊」に福音の為に働きたいものだ」と言うのであった。
 
いまひとつは・・・ボコシ村から車で1時間のところ、チャレ TCHALE村である。昨年
12月ピリ兄の母方のいとこが「水と霊」を受け、大いに燃えて村中に伝道をした。
チーフのTCHALE GIFITI VELEMU氏も福音をきき、今回是非この村に伝道してほしい
・・・という声が強くなり、4月11日(土)、受難週の大安息の日に出かけた。
 
行ってみるとすでに村の中心、道のほとりに2間と5間ほどの会堂が完成していた。
まずは伝道集会がはじまり、ピリ兄は使徒行伝10章44節からを読み、異言の伴う
聖霊のこと、その降臨の様子。続いて水のバプテスマの勧めをした。わたしは出エジプト
記12章13節の「過越の祭」のところを開けて、羊の血を鴨居と柱に塗り、羊を火で
焼いて食べること・・・・神のみ救い「水と霊」(マジディジム)を語った。
 
水場まで遠く、車で10分。一台の車には乗り切れないので2回に分けた。まず我らが
最初にゆき洗礼を始めた。太田兄やマグレット姉たちは後の便であった。湧き水の池で
次々と洗礼。正午より午後3時ごろまで続いた。みなほとんど洗礼着を着て入って来た。
その中には多くの幼児たちもあった。まわりでは「火の如き讃美」が起った。終わって
記録者から91名との知らせが来た。ハレルヤ!ひと村こぞってみ救いがなされ残るは
3名だけだ・・との声に驚いた。
 
会堂に戻ってから主のご聖餐を行うこととなった。初めは70名という話であったの
だが結局は170名となった。ぶどう汁一本ではとても足りなかった。そこには大きな
喜びが広がっていた。その後、献金、神癒祈祷・・・と続き、4時30分に終わったら食事
の用意がされてあった。ご馳走である山羊料理がみんなに振る舞われた。帰宅は7時ごろ
になった。
 
今回ボコシ村のピリ兄宅では毛布も下敷きもおおいに利用されて20人以上の愛兄たちの
泊まりに用いられていた。
 
   全ての佳き物は上より、光の父より来るなり。   ハレルヤ  アーメン
 
(追伸)お祈りありがとうございました。4人ともに元気で帰国いたしました。
「水と霊」は実に祝されて・・・・248名も主は与えてくださいました。
ご栄光の主イエス・キリストの聖名を崇めて讃美いたします。
 
 
ハレルヤ  昨夜に引き続いて「嬉しいお証し」をさせていただきます。
 
6歳の少女がマラリヤに冒され一週間高熱に苦しみ、生命の危機が迫っていた。12日
(日)夕刻、父親には妻からの緊急を要するこの事態が携帯電話で知らされて来た。
彼は私たちの伝道隊の重要な「足」を受け持つトラック運転手であった。彼の名は
シエニ・ゴマ SIYENI NGOMA といい、32歳である。何年も前から我ら伝道キャラ
バン隊のトラックを運転していた人である。無骨な男っぽい「運転のプロ」を思わせる
風采の人で、以前にもこの「水と霊」を伝えた時に「自分は他の教会に行っているから
結構です・・・」とあっさりと洗礼を拒絶したので、我らはあまり係りたくない気持ち
をいつも抱いていたのであったが、不思議な事には今回も彼がトラックのご用をする
ことになっていた。
 
我々がチンジェMTSINJE村の伝道を終えて帰る道で、彼は娘がマラリヤだとのしらせを
妻より受け、早速隣りに坐っていたわたしにそのことを伝えたので、「それは大変だ。
主イエスさまにお祈りをし、お縋りして癒してもらおうではないか」と言い我ら牧師
3人と彼と一緒にお祈りをした。すでに受霊はしていたから、異言で彼も祈っていた。
国道から山に向うジャンクションの辺りで車が止った時に、前方の右側の道端に子ども
を抱いた女性が立っていた。彼は「あれがわたしの妻です。これから病院に娘を連れて
行くのです。わたしは妻にその費用を手渡します」と言った。
 
先生方二人に車から降りて頂き、その娘さんに手を置き膏を塗って祈っていただいた。
彼の妻が弱々しい子どもを抱いて病院に向った後のことだった。突然、急に彼が運転席
のハンドルに顔を埋めて嗚咽を始めたのであった。気丈と見えた彼が声をあげて泣き出
したのには私たち3人は驚いたが、マラウイに於ける幼児のマラリヤによる死亡率の高
いことから彼は「娘はもうだめだ・・・」と思ったのであろうと推測した。
 
13日(月)はあの遠いブランタイルの彼方までの車での移動、片道12時間の予定日
であった。礼子牧師が助手席に坐り、御霊に導かれてお勧めをしたそうである。「是非
とも主イエスさまの祝福に与りなさい。ご家族の幸いを求め、娘さんのお癒しを主イエ
スさまに求めて『水と霊』のみ救いを受けなさい。」ときつく顔を見ながら勧めたところ
「サンキュー・マダム」と彼は微笑んで返事をしたそうである。あのワジカMWAZIKA村
 でのお救い「水と霊」は47名であったが第2番目に水に入って来たのが彼であった。
その後わたしたちにも信仰が与えられて「これできっと主イエスさまはお癒しをも与えて
くださるに違いない」と思わせて頂けたのであった。
 
娘さんの熱が下がったという嬉しいニュースは16日(木)に彼の口から聞かせてもら
った。本当に嬉しさ一杯の笑顔であった。その時、長谷川先生はこう言っておられた。
「ご家族がそろって主イエスさまのみ救いに与れるといいですね。」わたしは頷く彼を
見て、主のみ業が進んでいることを確認した思いであった。 ハレルヤ!
 
 
ハレルヤ! 今夜はまたひと味違う「お証し」をさせていただきます。
 
天に於いての祈りと、地に於ける祈りを賜っていることに感謝をお捧げいたします。
先ず最初は「ホタルのこと」。4月10日(金)は到着した日でした。十字架を先頭に
群れとなって道を進む一団があるのを見てその日は主の受難日だと気づきましたが、
すぐ集会がもたれ続いて「洗礼式」をしてもらいたい・・・という方々のあることが
知らされたので、早速いつもの水場に行きました。もう夕陽も落ちようとしていました。
これは長谷川先生が、1993年6月のタンザニヤ伝道をなされたスワ先生ご一行が
「一群のホタル」の不思議な出現により真っ暗くなった道が照らし出されて無事に目的
のお家に着いたという・・・そのお証しを思い出し、約150名ほどの聖徒がたが一列
縦隊になって草原の小道を歩き進む中で、歩きながら礼子先生に話したそうです。
「スワ先生の周りにはホタルの群れが現れて進み行く道を照らしたのですって・・・」
と。
 
さて、19名の洗礼が終わって帰る時、もうすっかり暗闇に包まれていましたが、聖徒
方の一列縦隊は夢のような美しい、そして楽しいものでした。長谷川先生と礼子先生の
近くの右側に何かピカ!ピカ!と点滅する光る物が見えたので「あれ・・・!誰か携帯
電話を落としたのかな?」すると、左側にもピカ!と見えて・・・「ホタルだ!」と
判り、聖徒方もそれを見つけて喜んだそうです。その時「天にあるスワ先生方の貴い
お祈りのあること」を感じさせて頂きました・・・・とても嬉しかったです・・・これ
はお二人の先生方のお証しでした。
 
次に帰国してからのことですが、愛媛教会のある聖徒が私たちのマラウイ伝道期間中の
ある朝のこと、夢をみたそうです。それは「いつもの朝の祈祷会に会堂に入り前列に
坐っているとミノル先生とレイコ先生が続いて入ってこられたので『マラウイは・・・
?』と聞きながらお二人の様子を見ると、二人とも湿疹が顔に出ていて、レイコ先生が
何だか恥ずかしそうな表情をなさいました。まもなく目が覚めてそれが「夢」であった
と判りましたので、次に教会に行った折に他の聖徒方にもそのことを告げて、みなさん
でマラウイ伝道の為、先生方の為に祈らせて頂きました」ということでした。その時に
ご一緒にお祈り下さったいま一人の聖徒が言われるには「その時、お祈りしている内に
レイコ先生の笑顔が現れましたので、わたしはとても安心をしたのですよ」とのお証し
も聞かせて頂きました。
 
そういわれて思い出してみるとあのブランタイルまでの道のり約10時間、トラックに
揺られ帰りも11時間余りの長旅に加えて厳しい寒さ。幼い子どもたちを抱えた婦人
たちもを含めて50数名がみな守られ、だれ一人健康を害した者もいなかった・・・・
これ!本当に主イエス・キリストさまのお守りがあったからだ・・・!と今にしてつく
づく思っております。天に於いての祈り、地に於ける祈りが我らの貴き支え、もっと言え
ば「主イエスさまのご加護」でした。まだ少しは時差ぼけが残っていますが、私たちは
すこぶる元気です。 ハレルヤ!
 
天にあり、地にある多くの主の聖徒がたの祈りに支えられてこの伝道旅行も全うされた
ことを心一杯に我らの救いの神なる主イエス・キリストの聖名を崇めております。
 
また近づく関東大聖会のこともその御祝福と豊かなる恩寵のためにお祈りさせていただ
きたいと願っております。 栄光永遠に主にあれ!
                              ハレルヤ アーメン