実録・親父の子育て その11
実録・親父の子育て その11
ワガママと間違いだらけの育児日記
ある深夜の出来事、また夜泣きが始まった。抱き起こすと全身汗まみれ。体中から熱さが伝わりグッタリしている。38.7度の高熱、泣き叫ぶ子供になす術もなく、もしやと死の恐怖を感じる。引っ越してきたばかりで深夜に開いてる薬局の場所も知らない状態であったから、恐怖は増していった。奥様から「救急医療センターが◯◯◯にあるから、とりあえずいこう」と言われ、即出発した。酒飲んでフラフラであったが車で2.3分の所だし、とにかく毛布をぐるぐる巻きにして熱で真っ赤にはれ上がった顔を氷水で冷やしながら、受付に突進した。
診断の結果「風邪」であった。「喉から来てますね」と言われ、初めての病気にうろたえる我々に丁寧なアドバイスをしていただいた。これまでミルクを飲まなくなったとか、吐いたとか、なぜ寝ないとか問題があるたび、ネットで調べ最良の方法を探して対応してきたが、半年すぎて病気をするようになって初めて医者にかかり、危機管理の脆さを実感した。
あまりにも何もしていなかった。物件選びで近くに小児科病院があることを優良物件の条件に入れたが、これは体験して分かったことで我々は念頭になかった。救急医療センターが近くにあったことは、ラッキーだった。深夜2時に関わらず、数人の子供が診察を待っていた。需要は確実にあるのだ。そう言えば氷枕の一つも我が家にはなかった。子供用の薬や解熱剤の常備は以降怠らなくなった。それでも風邪はひくものだから、熱が出た時の対応、症状の変化を診ることが大切ですが、すぐに担ぎ込めるクリニックの存在は、何より心強かった。
クリニックに行って分かったこと。小児科の先生は白衣を着ない。子供を怖がらせないためらしい。キッズルームがある。待ち時間を退屈させないのと検診等で子供が嫌がらないためには必要な設備のようだ。客の立場になって考えると理にかなっていた。おかげで「◯◯先生行こうか」と言っても嫌がらないし、行ったら自分で絵本などを持ってきて遊んでいる。
3月生まれの我が子は平均よりちょい小さめの女の子、発育に問題があるのか心配になって聴いてみた。
「子供の成長過程で1歳までは脳の発達が大事で身体の成長はその後のこと。心配いりません。今は何より脳の発達する時期ですから様々な栄養分を取ることより糖分接種が大事。脳を作るのは糖分ですから。」とのこと。まぁ元気だし問題はないんですが、そう言われると納得してしまう。
現代の離乳食レシピは昔に比べて豊富である。ドラッグストアで自分が食べるわけではないのにインスタントラーメンの新作でも試すように買い込む。アレコレ選んで色々試し、あげくは自分の好みで強制的に食べさせて様子をうかがう。かなりのメニューを試したが、お子様のお好みは分からない。結局この時期はミルクが一番であった。