「すじ」???
すじ、筋、スジ・・・
「すじ」と一口で言っても一般的にはいろんな意味があるようです。
筋肉?靭帯?腱?柔らかいもの?・・・・・すじ治療ってなんだ???
よく考えてみればこんな雰囲気ですよね。
今回は、すじ治療とはどのような治療なのかを「たとえ」を持って説明させていただきます。
ある日、事務仕事をしていたAさんの右足首の周辺が突然痛みだしました。
Aさんは足を捻ったりした覚えも無く、原因が思いつきません。
「まぁ〜そのうち治るでしょ」と言う考えのもと・・・・数日様子を見ることにしました。
ところが・・・1週間後・・・膝下から足の先迄痛みが広がっていました。
少し様子が変であると気づいたAさん。
近くの整形外科へ行くことにしました。
結果、坐骨神経痛の疑いのもと、腰椎部のレントゲン検査、異常見られず、外見上の異常も見られない為、診断上は異常なしと言われ、鎮痛剤と湿布を処方されて帰宅。
しかし、Aさんは痛いにも関わらず異常なしと言われたことに納得できず「匡正堂」に行くことに・・。
・・・・という前置きのもと、すじ治療についての説明をさせて頂きます。
ここからが、匡正堂のすじ治療です。
まず、Aさんの足の痛みが、何事であるかを突き止める必要があります。
整形外科 → 坐骨神経痛
匡正堂 → 坐骨神経痛
・・・と、ここまでは一緒です。
では、「坐骨神経痛」の原因は?なんであるか。
整形外科 → 腰部の神経圧迫の疑い → 腰椎レントゲン撮影 → 異常なし。
匡正堂 → 腰部の神経圧迫の疑い → 腰部筋群の筋バランスの異常 → 背部筋群の筋違い。
そして、治療と指導。
整形外科
→ 腰部周辺の血行改善、消炎のための薬物及び鎮痛薬の処方。電気治療、理学療法。
腰部周辺の沈痛をはかるために、温熱療法および安静の指導。
匡正堂
→ 腰部周辺の神経及び血行の正常化を図るため又、その痛みの原因となる神経炎及び神経圧迫を誘発している周囲の筋緊張を取り除くための脊椎筋群に対する手技整復(すじ治し匡正)。
腰部周辺の炎症を除去させるための冷却処置。自宅での冷却方法を指導。
・・・と、全く違います。
当然、当院は整骨院ですので、薬物の使用処方は法律で禁止されています。薬物そのものの取り扱いがありません。
しかし、処置自体の方向性が全く違うことにお気づきでしょうか?
では、なぜこんなに見方が違うのか?
その根底に、すじ・筋肉・神経痛・炎症症状・生体バランス・血液循環に対しての治療概念が全く違うことがあげられます。
西洋医学的に筋肉痛・神経痛の治療は、薬物服用+安静が基本となっており、無血手技(皮膚の上から出血をさせずに行う手技)としての筋肉の治療は、ほぼ無いと言っていい状態だと思われます。
そして、すじ療法。
Aさんの場合。
痛み始めた足について・・・
主たる原因として、以前から腰部周囲で異変が起こっていた可能性が非常に高い。
なぜなら、Aさんの右足に外からの衝撃を受けるなり、そのほか直接起こりえる刺激が無い限り勝手に足が痛むハズがありません。
匡正堂の分析・・・
背筋群の筋バランスがその個人の生活習慣から少しずつ変化、本来自力でそのバランス調整が行われているのですが、自力で復帰できないほどのバランスの悪化が日々の蓄積から発生したのでは?と考えます。
日々ストレスを大きく受けている筋肉に蓄積疲労が発生し、筋肉自体の運動機能、血液循環が悪化。
その結果、その周囲の神経や骨のバランスを崩す。
Aさんの場合、痛んでいる場所から推測して、右側腰部の筋バランスが悪くなり、その結果、腰椎がバランスを崩し、その周囲を走る神経に圧迫または、神経そのものの血行障害等の悪影響を与えたと考えられます。
では、匡正術でその神経にどう働きかけるか?・・
腰部の筋バランスに関わる背中の筋群を手技匡正。
更に直接バランスを崩している筋群を手技匡正。
脊椎周辺に刺激を行うことで、各筋群、血行、神経の活性化をはかる。(活の気を与えると匡正堂では表現します)
患部と思わしき筋群の正常化を図ることにより、それが支えている脊椎(腰椎)のバランスが「自発的に」正常化。
更に炎症症状を伴っていれば、その炎症に対して炎症の除去を目的とした冷却処置をおこなう。
上記原因により悪影響を与えられていた神経が解放される。
その結果、その神経の末梢(先端)に当たる「足の痛み」が解放される。
このような一連の「からくり」により最終的に足に快方を与えるということを「すじを匤す」といいます。
このすじ治療、今回の例だけにとどまらず、種々の疾病にそれぞれのパターンを持って当てはまります。
それぞれの病気が持つ「悪いからくり」を「良い/正しいからくり」にかえるのが当院の施療・手技です。
それが「すじ治し・すじ治療」です。
年のせい?痩せているせい?太っているせい?
加齢や身体的特徴は、病気の主原因とは言いがたいと当院は考えています。
これらは何の解決にもつながりませんし、体調不良に対しての正確な答えとは言えません。
文章では伝えきれない部分が多々ありますことをご理解ください。
実際にはそれぞれの患者様にその仕組みをきちんと理解していただき施術いたしております。
もしかして・・・・これも治るのかな?という体の不具合があれば、ご相談ください。
今迄、考えつかなかった方法で治るかもしれません。
新たな治療の第一歩としてのご相談をお待ちいたしております。
匡正堂葛飾
齋藤貴祐