“お笑いブーム”と呼ばれて久しいわけだが、若くもないワタクシとしては当然のようにそのイキオイについていけず、『爆笑オンエアバトル』やら『エンタの神様』なんてえ番組を観ることもなく、相変わらずダウンタウンや『すべらない話』や吉本新喜劇に満足しているわけだ。
勿論、新しい芸人さんに興味がないわけではなく、ただ単に「おもろいか、こいつら?」という芸人の余りの多さ、そしてそんな芸人たちが身に余る笑いをとっている現状にうんざりしているだけなので、本当に実力で笑わせてくれる、たとえばサンドウィッチマンなんかには、「うん、M1グランプリ獲れてよかったね」と嬉しい気持ちになるのです。
この番組、TBSのウェブサイトを見てもらえれば、局側の力の入っていなさ加減が解るというもの。進行役は東野幸治と藤井隆なのだが、セットはCG合成、出演する芸人の立つ舞台もめっちゃ狭いのがテレビ越しでもハッキリ。
それ以上に衝撃的なのが、出演する芸人たち。
ひとことで言って、面白くない。
無論全員がそうではないのだが、とにかく“おもろない率”がハンパでない。毎回だいたい7〜8割の確率で、笑えない。
但し、それらの芸に対する司会2人のツッコミが面白いから番組が成立している。何よりこの番組の良いところは、面白くない芸人を無理矢理面白そうに見せようとしていない点。なにしろ、芸歴10年以上のクラスでも、見ていて口の端すらぴくりとも動かさせてくれないような芸人がゴロゴロ。
芸人ひとりひとりのネタ時間はとっても短いので、つまらなくても安心して観られますのでご安心を。
リアルタイムでオンエアを観た時に、こんなものを観るために夜更かししている自分に腹が立つ人もいるかもしれないので、録画して暇な時に観賞することをオススメします。