前回のエントリーを書き込みながら勝手にずんずんと気持ちが昂ぶってきていたせいで、ツマと観に行くことにしていたこの映画、とうとう我慢できずに一人で観に行ってしまった。
土曜日に実家に帰り、親父の新盆のための盆提灯の手配やら何やらに走り回りながら映画館のレイトショー情報をこっそり検索。母親との夕飯もそこそこに流山のシネコンへ直行した。
NHKのドラマ版も非常に意欲的で素晴らしいドラマだったが、映画には映画ならではの迫力とリアリティが溢れていて見応え十二分であった。
特に俳優陣の見事さったら。主演の堤真一と上司のお歴々のぶつかり合いもさることながら、何といっても特筆すべきなのは、後輩記者を演じた堺雅人の鬼気迫る演技! 監督自身も、この二人を映画の成功要因と絶賛しているし、堺さんの演技力については今更俺が言うまでもないんだろうが、この作品、彼の代表作になるんじゃなかろか。
物語の途中、新聞記者としての矜持とスクープ報道への焦りの中で主人公が 何度か口にする言葉が「チェック、ダブルチェック」。報道の本質と主人公の信条を象徴する、とても印象的な台詞だった。
原作小説、NHK版、映画版、それぞれ少しずつ展開や設定が異なるのだが、何を削り、何を変えたか、その意図を考えながら比べるのも興味深い(一部納得出来ない点もあるんだけど)。でもまずは原作を読んでから、のほうが楽しめるのではないかな。俺は映画館から帰ってきて早速原作を読み返し始めたら止まらなくなり、とうとう昨夜午前4時までかけて読破してしまった。
勝手に一人で観賞してしまったけれど、なんならもう一度、ツマと観に行ってもいいなあ。
(勿論DVD発売も待ち望んでいるのだが)