SF
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日本に着いたらいきなり携帯電話の調子が悪い。確かに何度も落っことしたりしていたのでボロボロになっている。こりゃいかん、新しいのに替えようと電話屋さんへ。
自分「この電話ください」
店員さん「それでは2年契約の分割で○○円です」
自分「え、分割?分割じゃなくていいです」
店員さん「いや、分割で買っていただく事になっています」
自分「え、いや、分割じゃ買いたくないんですが」
店員さん「それでは本体7万2千円です」
自分「え!!7万・・・(携帯でしょ?)」
店員さん「はい」
自分(困ったなー、電話がないと仕事になんないよ)「判りました。買います」
店員さん「それでは身分証明書を見せてください」
自分「え?電話を買うだけなんですが」
店員さん「身分証明書がないと困ります」
自分「判りました。アメリカの運転免許証しかないんですけど」
店員さん「んー、日本国内のものでないと、保険証とかパスポートとか」
自分「まじですか・・・しつこいようですけど電話を買うだけですよね、新規契約する訳でもないし、SIMカードを差し替えれば使えますよね?」
店員さん「判りました。ちょっと上のものと相談してきます」
数分後
店員さん「それでは本体だけお売りします」
自分「アー、それは良かった」
店員さん「お値段が12万円になります」
自分「えええ!!!!じゅうにまんえん?ホントにホントにしつこいですけど携帯電話ですよね?(MacBook買えるじゃん)」
店員さん「はい」
自分「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また来ます」
いつの間に世の中はこんな事になってたんだ?その機械的な店員さんの対応といい、電話を買うだけでこんなに役所じみた手順を踏まなければならない事といい、「それじゃ携帯なんかいらねえよ!」と言えなくなってしまった自分と社会といい、フィリップ・K・ディックか安部公房の小説の一幕、下手したらカフカぎりぎりじゃねえか?と思いながら街を歩いていると、緑色の公衆電話が・・・。「いつからこれじゃだめになったのかな?」と感傷的になる。結局、調子の悪い電話を騙し騙し使う事にした。
Sunday, February 10, 2008