巨大地震といえども、発生は地球の動きを忠実に反映している

 
 
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 図1は、2005年スマトラ地震発生後に出版された『次に来る大地震は○○だ!』( 2006年刊、 木村監修)の72ページの図に四川大地震(2008年)の位置を入れたものです。

 図1 四川大地震前の、大地震発生予測と2008年四川大地震(M8.0)との関係。

 

 北上するインド・プレートによって歪みのたまった予想域の一部が破壊されたため、四川大地震が発生した様子がおわかりいただけると思います。その意味では、基本的にはほぼ予測域で発生したことになります。すると今後は、付近の、未破壊域は要注意となりますが、右側のバングラデシュはこれまで大地震の発生を見ていないところなので、その動向が注目されるところでもあります。

 図2は、中国内のプレート境界の断面を示したものです。四川大地震は、潜り込むインド・プレートにより蓄積されたひずみを解放するために”四川アイ”で発生した様子がわかります。



 図2 中国内のプレート境界と四川大地震との関係。

 その北側にもプレ ト境界があり、その潜り込みによりひずみがたまっているとみられる所がプレートの北側に認められます。