犬絵馬詣 Inu-Ema

犬も歩けば

2008

 

 絵馬はいつどこで生まれたのでしょうか。奈良時代から、神の乗り物としての馬を寺社に奉納する習慣がありました。しかし、生きた馬では贈るほうも贈られるほうも大変です。しだいに板に馬の絵を描いて贈るようになり、平安時代には一般化したようです。

 絵馬は雨乞いから生まれたという説もあります。水の神様、京都の貴船神社では古代から、雨乞いに黒馬、長雨の止雨に白馬か赤馬を天皇が奉納して祈願していました。生きた馬の替わりに絵を描いた板「板立馬」を奉納したこともあり、それが絵馬の原型となったとも言われています。馬以外の動物が登場するのは、室町時代になってからのようです。 

橘寺の神馬

(奈良県明日香村)

 2006年の戌年に犬絵馬を集めようと思い立ち、神社仏閣を駆け巡ってきました。収集目標は「100個の犬絵馬をできるだけ広い範囲から集めること」。自分1人で集めるのは難しいため、たくさんの方に協力していただきました。あらためてお礼申し上げます。

 あちこち回っているうちに、途中からは実物を入手できなくなり、絵馬掛けで写真を撮るケースが多くなりました。干支の絵馬は、それほど大量には用意されていないようです。

 100枚の目標には残念ながら届きませんでした。なので?現在も継続中です。見つけたらすぐ写真に撮ります。たまに、一回り前(12年前)のが残っていることがあります。

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