happy handmade life
 
ネオテニージャパン
2009年7月1日水曜日
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上野の森美術館で開催中の「ネオテニージャパン 高橋コレクション展」を見てきました。現代アートコレクターの精神科医、高橋氏が集めた1000点以上(!)のコレクションの中から「ネオテニー:幼系成熟」をキーワードに選ばれた作品、映像、彫刻、絵画、立体などの様々なジャンルから、約80点が展示されていました。会田誠の山椒魚の女の子作品や、須田悦弘の木彫の雑草(やっぱりすみっこにあった!)束芋の日本の台所(これはものすごく小さい作品になっていたのですけれど・・)加藤泉(男性だったって、この展覧会で初めて知りました・・)などなど、とにかく有名な作家や雑誌などで見たことのあるような作品がずらりでした。
 
会場はけっこう込んでいて、意外にも(?)若い観覧者でいっぱいでした。今の日本のアートは盛り上がっていると思うけれど、それを同年代で同時代に楽しめることは、「今を生きてて良かったなー」と思えるありがたいことです。私は10年くらい前までは、現代アートっていうとちょっと前の抽象絵画のイメージを持っていて、コンセプチュアルアートとかその手の世界になってくると、全然分からない・・と苦手意識を持っていたのですけれど、最近日本の現代アートを見る機会が増えて、やっとおもしろさが分かってきました。今の私の現代アートの楽しみ方は、「理解しようとすること」じゃなくて、「感じること」にあります。自分が持っている限りある世界を突き抜けて、新しい価値観や存在を感じることが出来る作品と出会うと、なんともいえない快感があるのです。
 
逆に、「これ許せない!」と拒絶反応を起こしてしまう作品も時にあって、怒りすら感じることもあります。でもそれも、現代アートを鑑賞する体験の良さやおもしろさ。美術館に展示された作品なのに、そんなふうに感じてしまう、その興奮がいいんです。もちろん何とも感じないし、分からない作品もたくさんあります。この展覧会の半券を持っていくと、鴻池朋子さんのオペラシティの展覧会が割引になるそう。取ってあるので行けたらいいな、と思います。