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今週は「ジュニア選手がシニアで成功するには?」のテーマで、未来のスター選手を紹介してきました。錦織選手はもうすぐ19才。ジュニア時代には、2003年のオレンジボウルで準優勝、2006年の全仏オープンでダブルスで優勝するなど、ワールドジュニアランキングが7位と、ジュニア時代の活躍は目覚ましいものがありました。今後の錦織選手の活躍を応援する上で「ジュニアたちがどのようにしてトッププロに成長していくのか」は大変興味のあるテーマです。
今日12月14日はダンロップ・オレンジボウルの決勝の日です。このトーナメントはジュニアのグランドスラムに続いて最も重要なジュニアのグレードAのトーナメントで、世界中からチャンピオンの座を狙ってジュニアたちが集まってきます。
今年のダンロップ・オレンジボウルは、18才部門は第1シードと第2シードはアジアの選手という、おそらく史上初めてアジアの選手がトップシードを占めるエクサイティングなトーナメントとなりました。プロテニスへの登竜門であるこのトーナメントからは、ロディック、ソダーリング、バグダティス、ヤングなどがチャンピオンとなっています。
今日の決勝戦は、残念ながら第1シードはの台湾のツンフア・ヤンTsung Hua Yangは16強で破れてしまいましたが、第2シードのインド人のユキ・バンブリYuki Bhambri(写真と記事)がノーシードのアメリカ人ジャメイン・ジェンキンズと戦います。このユキくんは、日本人との混血ではありませんが、名前の由来は日本語の雪からとったそうです。以前ブログでも紹介しましたが、錦織選手と同じボレテリでトレーニングを受けている16才の少年です。ジュニアのワールドランキングは4位。対戦相手のジェンキンズは14才。この突然現れた14才の少年は一体どういう少年なのでしょうね。18才の部門で決勝進出とは恐るべき14才です。
ジュニア部門のトーナメントは、ITF (International Tennis Federation)のもとで、 グランドスラム、GA、G1~G5とレベルを6段階に分けて、世界各地で年間約330余りが開催されています。この多くのトーナメントの中で最も重要なのは、4つのグランドスラムと5つの グレードA (GA)のトーナメントです。
グランドスラム・ジュニア:
全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン
GA:
カサブランカカップ、Copa Gerdau(ブラジル)、イタリアンオープン、大阪市長杯、オレンジボウル
過去20年のグランドスラム・ジュニアの優勝者をリストにしてみました。読み辛くて申し訳ありませんが、赤の選手はトップランカーとして知られる選手です。

現在のトップ10の選手で過去20年間にグランドスラム・ジュニアで優勝したのは、フェデラー(2)、マリー(4)、ツォンガ(6)、ロディック(8)の4人しかおりません。錦織選手の来年のゴール、トップ10の確率は天才少年と呼ばれた選手ですらわずかの5%。80人の天才から4人しか達成できない気の遠くなるような厳しい挑戦です。
プロレベルで成功するには、強靭な肉体と精神に加えて、金銭力とサポートシステム、そして運と健康というさまざまな要素が不可欠です。このように天才と呼ばれた世界の子供たちが生き残れないのが当たり前のプロの世界で、錦織選手の驚異的な活躍にあらためて惜しみない拍手をおくりたいとおもいます。
Sunday, December 14, 2008
天才ジュニアはトッププロになれるか?
yuki bhmbri