Elmarit-R 28mm f2.8 (Type II)
 
今回のお散歩撮影会は、珍しく僕が発起人になってしまった。その訳はと言うと・・実は 忙しくて一ヶ月以上まともに写真を撮っていない 為の禁断症状 (撮りたい撮りたい病)と、仕事が忙しい為にレンズを精進 (欲しい欲しい病)してしまったので、その描写テストもしてみたいと言う 相反するような、ちょっと普通の人には理解できない (あたりまえか〜)心理状態だったのである。 それともう一つ 何時も会社の窓から見える上海老街 虹口地区がどんな所なんだろう?と興味も有ったのである。 機材については土曜日はR8と28mm/180mm (特に180mmはドイツから修理が上がってきたので) ベストコンディションを試してみたかった。 28mmは猥雑な人込みを撮る時の必須レンズであり、抑えの重鎮だから外す事は出来ない。 日曜日はハッセルのアウトフィット一式(500CM+60mm/80mm/150mm+マガジン3個)をビリンガムリュックに詰めて出かけてきた。 (リュックタイプは腰への負担は軽くなるが、ついあれこれと欲張って重くなるのが欠点だ)
会社の窓から見える上海老街 
虹口地区 は 1931年に建てられたと言うから既に70年が経過している。日本で言わば昭和初期の街である。現在でも多くの上海人が生活しており 二階建ての瓦屋根(一階は土間で二階が住居)(トイレや風呂は勿論無くて共同である。) の建物が密集した街である。全ての窓からは洗濯物が翻り、 一歩足を踏み込めばタイムスリップしたかのような錯覚に陥る場所である。早朝からカメラをぶら下げてこの街の中をうろつくのは、 結構度胸が必要だと思う。実際に観光客ので、僕姿は皆無だし、街の至る所にくつろいでいる お年寄りは上海語が主流だ。さて撮影を開始して 最初は少々緊張したが、実は撮られる方はもっと警戒している訳で、この場所では 先に話し掛けるしか方法は無い。 話をしながら警戒心が解けた頃合いを見計らって、おもむろに「パシャ」と撮ると言う按配である。 総じてどこの国でもお年寄りは皆友好的で尚且つ時間
を持て余しているのの出現は格好の暇
つぶし材料になってしまい、 なかなか
開放してもらえず。撮影枚数が少なく
なってしまったのには、困惑した。
この街も都市化の波からは避けられず、
徐々に取り壊し移転が始まっている。
無くなるまでに何度も足を運びたいと
考えている。
 
作例:Vanish Old Town HonKou 上海老街 虹口地区 お散歩撮影
 
 
 
Photo Voyage
2004年5月25日火曜日