2005年3月19日より一泊二日で北京に長城の撮影に出掛けた。 旅行前日のお昼に旅行代理店に電話をして午後4時には、全ての手配を終えてエアチケットを手にしていたのだから、 とんでもない思いつきの旅行である。 そもそも発端は家族が「万里の長城を見た事が無い」....「お父さんだけズルいと言う」コンプレインで、 「それなら行こうじゃないの!」(見せてあげようじゃ有りませんか...ふんっ!) と言う事に成ってしまったのである。 家族サービスの合間にまともな写真が撮れる分けないなぁと思いつつも、甘い考えで 機材は Leica R8 / Apo-Macro-Elmarit-R 100mm f2.8 / Apo-Telyt-R 180mm f3.4 / Summilux-R 35mm f1.4 / Elmarit-R 28mm f2.8 ( Type II ) とKodak E100VS / FUJI RDP3 合計20本をビリンガムリュックに詰め込み、そして三脚まで揃えて出掛けたのだ。 初日は北京についてそのままチャーター車で万里の長城を見物し、冬の北京名物である羊のシャブシャブ火鍋を家族で囲みながら「まあ写真は撮れなかったけれど明日は故宮で頑張るか」などと話し、久々に父権を確立したのであったが、 翌日の朝に隣で寝ていた息子が「お父さん熱が有る」......額に手を当てるとコレは尋常ではない高熱である。弱った! ホテルのマネージャーに電話をして北京にあるINTERNATIONAL SOS CLINICSの住所を教えてもらい、スケジュールを全部キャンセルして担ぎ込む、緊急入院である。 実は北京国際空港では未だSARSの名残で体温検査を実施しているので、発熱してると飛行機に乗れない可能性が有るのだ。ドクターに訳を話して、
診断書を書いてもらい、
離陸迄の時間を病院で過ごす事に成って
しまったのである。
結果無事に上海に帰り着く事が
出来た訳だが、煙草を吸いたくて
病院の外の出た時に見上げた
北京の空はちょっと情けなかった。