ポピュラー音楽史
~洋楽の真実~

ベーシストと洋楽のタイムライン

 

従来の「ポピュラー音楽史」とは...




日本では西洋からきたクラシック以外の音楽を洋楽と呼びます。その歴史は下記の視点から書かれています。









1:「ヒット曲」の資料として。大衆は、メディアが公開した製品を買います。メディアとは、レコード会社やエージェントから広告、宣伝のために大金を受け取って、アーティストの情報を公開します。使われる金が多ければ多い程、公開する幅が広まるわけです。これがメディアの役割です。つまりメディアはあらゆる手段で製品をマーケットに売り出すわけで、製品の売れ行きはマーケティング次第なのです。あなたに誰かが数百万ドルを投資したらこのあなたも間違いなくチャートインできてしまいます!

たとえ歌や楽器が上手くなくてもです(笑)。こうしてあなたの名前はこのカテゴリーの「 ポップス史」に残るでしょう。おわかりでしょうか、殆どの「ポップス史」は実のところ、ポップスあるいはロックそのものではなく、音楽産業についての情報なんです!ミュージシャンのプロフィールには必ず○○はいつビルボードにチャートインしたか、何回チャートインしたか、どの位までランクインしたか、等が書いてあり、それがミュージシャンの全てをあらわす。ロックの音楽史ではなく、実際ではアーティストの収入と利益とマーケティングのデータ、と呼んだ方が適切でしょう。ミュージシャンを芸術家ではなく企業として扱っているのですから。








2:国民色の強い 洋楽史があります。ヨーロッパでは誰もがムーディー・ブルースやバークレー・ジェームス・ハーヴェストを知っていますが、CCRあるいはイーグルスのようなバンドを知らない人が多い。

日本はどちらかというと米国寄りですが、その中でも特にブラック・コンテンポラリー、ジャズの情報が多いため、レイ・チャールズ、スティーヴィー・ワンダーは誰でも知ってますが、ジョニー・キャッシュやジミー・バフェットを知らない人が多い。日本人だけが書いた洋楽史も、米国人だけが書いた洋楽史も、いずれ偏っているわけです。








3:パーソナル・ヒストリー・オブ・ポップス。特定のアイドルを聴いてそこから遡る洋楽史。好きなアーティストのアルバムを全て聞き終わったら、今度はそのアーティストが他で参加しているアルバム、そのアーティストが影響を受けた連中のアルバムを聴いて知識を増やす方法。1−3までの中では一番良い洋楽史ですが、レッド・ツェッペリンから遡った場合とドゥービー・ブラザーズから遡った場合とでは、洋楽史がかなり変わってしまうので、これも用心するべきです。つづき