毎年この時期につくりたくなるのが、旬の生筋子からつくる「醤油イクラ」です。茨城県のつくば市に3年くらいいましたが、新サンマが出回る頃、お魚コーナーで同じく出始めるのが鮭の卵巣、生筋子です。この時期になると、よく生筋子を購入して、自家製の醤油イクラをつくってイクラ丼などにして楽しんでいました。
醤油いくらを作り始めるようになったきっかけは、もう十数年以上も前のことです。秋に北海道で学会があったときに、釧路のほうにも行きました。その釧路の市場で食べた醤油イクラ丼の美味しいこと美味しいこと!寿司屋のイクラの軍艦巻きや、デパートの産直フェアなんかで売られているものと全然美味しさが異なりました。釧路の市場で秋生鮭を一本買った時に(宅急便で自宅に送る為)、お腹の中の筋子を醤油いくらにしてもらい、その作り方や保存方法を聞きました(今ではホームページを検索すらば、イクラでも見つかります)。それからです、自分で醤油いくらをつくるようになったのは。
九州に戻ってきて、空気が冷たく乾いてくる頃、最寄りの市場やマーケットに行っても、なかなかこの生筋子が店頭に並んでいるのを見かけることはありません。もしあったとしても、馬鹿高かったり、鮮度が落ちているます。秋生鮭の本場から離れていますから、九州の人には生筋子をあつかう習慣があまりないのでしょう。もうこうなったら、北海道の魚屋さんから直接仕入れるしかありません。ここ数年は、とある魚屋さんからクール宅急便で送ってもらうようにしています。
今回は、生筋子5腹に、生秋鮭(メス、お腹に生筋子2本が入っています)1本を注文し、昨日届きました。生鮭の解体は楽しかったのですが、慣れていない為、切り身の形がくずれてしまいました。でもお得意の七輪で焼くと最高の味でした。醤油イクラのほうは、昨夜仕込んで、今日完成。7腹分ですから大きめのボール一杯できました。保存する分を瓶詰めにして、残りは今日家族で頂きました。やっぱ美味しいです。最高です。北の恵みに万歳!!