6. 救済論
1) 選びと遺棄 - B

6. 救済論
1) 選びと遺棄 - B

6. 救済論ー1) 選びと遺棄-B
2009年6月7日
B. 新約聖書が教えている予定説
新約聖書のいくつかの聖句は、神が救われる人々を前もって予定していることを明確に語っています。バルナバとパウロが、ビシデヤのアンテオケで説教したとき、使徒行伝の著者ルカは、このように記しています。
「異邦人たちはこれを聞いてよろこび、主の御言をほめたたえてやまなかった。
そして、永遠の命にあずかるように定められていた者は、みな信じた」(使徒行伝13:48)
この地で、何人の人が救われたのでしょうか。ルカは、予定された者は救われたと、報告しています。
パウロは、ローマ書で予定論を展開しています。
「神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに似たものとしようとして、あらかじめ定め
てくださった。それは、御子を多くの兄弟の中で長子とならせるためであった。そして、あらかじめ定めた
者たちを更に召し、召した者たちを更に義とし、義とした者たちには、更に栄光を与えて下さったのである」
(ローマ8:29-30)
さらに、パウロは同じ兄弟であるヤコブとエサウについて、こう記します。
「まだ子供らが生まれもせず、善も悪もしない先に、神の選びの計画が、わざによらず、召したかたによっ
て行われるために、‘兄は弟に仕えるであろう’ と、彼女に仰せられたのである。‘わたしはヤコブを愛しエサ
ウを憎んだ’ と書いてあるとおりである」(ローマ9:11-13)
エペソ書において、パウロは神の予定について言及しています。
「神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、みまえにきよく傷の
ない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、わたしたちに、キリ
ストにあって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定
めてくださったのである」(エペソ1:3-5)
テサロニケの教会員に、パウロはこう書き送っています。
「神に愛されている兄弟たちよ、わたしたちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っている。なぜなら、
わたしたちの福音があなたがたに伝えられたとき、それは言葉だけによらず、力と聖霊と強い確信とによっ
たからである」(1テサロニケ1:4-5)
パウロが言っていることは、‘選ばれているゆえに、あなたがたに福音が伝えられたとき、信じたのである。
その証拠として、力と聖霊と確信が伴ったではないか’ということです。
「しかし、主に愛されている兄弟たちよ、わたしたちはいつもあなたがたのことを、神に感謝せずにおられ
ない。それは、神があなたがたを初めから選んで、御霊によるきよめと、真理に対する信仰とによって、救
を得させようとして、そのために、わたしたちの福音によりあなたがたを召して、わたしたちの主イエス キ
リストの栄光にあずからせて下さるからである」(2テサロニケ2:13-14)
天使についても、選ばれている天使のことに言及しています。
「わたしは、神とキリストと選ばれた御使たちとの前で、おごそかにあなたに命じる。、、、」
(1テモテ5:21)
参照聖句:2テモテ1:9; 1ペテロ1:1-2、 2:9
* * *
<暗唱聖句>
「イエス キリストに従い、かつ、その血のそそぎを受けるために、
父なる神の予知されたところによって選ばれ、
御霊のきよめにあずかっている人たちへ」(1ペテロ1:2)
宿題:来週は、続けてどのように新約聖書が選びについて教えているか学びます。
日語部牧師
岩渕 宏安