6. 救済論

3) 再生(新生) - A

 
 
 
 
 

6. 救済論ー3) 再生(新生)-A

2009年10月4日

 

A. 再生は、神の全的働き


新生とか、新しく生まれ変わる、とか呼ばれている再生は、イエスキリストによって使われている言葉で、「神がわたしたちに新しい霊的いのちを与えてくださる神秘的な神の働き」と、定義することが出来るでしょう。


再生は、神の全的働きです。


救いの過程において、神の働きと共に、人の側の参与があることは言うまでもありません。義認にしても、イエスを信じるという人の働きがあります。聖化にしても、人の努力が欠かせません。しかし、再生/新生においては、人は全く受動的で、何もするすべがありません。それは丁度、人が生まれ時、全く受動的であるのと同じです。私たちが自分で身体的に生まれるのを選択したのではありません。知らないうちに、生まれているのです。霊的に生まれ変わるときも、それは人の思いをはるかに超えた神の不思議な行為なのです。主イエスも、新生の不思議さに言及しております。


ヨハネによる福音書3:3-8を読んでくさい。


使徒ヨハネも、再生の全的な神の働きであることを記しています。


    「それら人は、血すじによらず、肉の欲によらず、また、ひとの欲にもよらず、

    ただ神によって生まれたのである」(ヨハネ1:13)


預言者エゼキエルは、彼の同胞に新しい霊が与えられることを予言しています。


    「わたしは新しい心をあなたがたに与え、新しい霊をあなたがたの内に授け、あなたがたの肉から、石の心

    を除いて、肉の心を与える。わたしはまたわが霊をあなたがたのうちに置いて、わが定めに歩ませ、わがお

    きてを守ってこれを行なわせる」(エゼキエル36:26-27)


使徒パウロも、再生について言及しています。


    「わたしたちの行なった義のわざによってではなく、ただ神のあわれみによって、再生の洗いを受け、

    聖霊により、新たにされて、わたしたちは救われたのである」(テトス3:5-6)


イエスの肉の兄弟でエルサレム教会の指導者であったヤコブも、再生について書いています。


    「父は、わたしたちを、いわば被造物の初穂とするために、真理の言葉によって御旨のままに、

    生み出して下さったのである」(ヤコブ1:18)


使徒ペテロも、再生について記しています。


    「あなたがたが新たに生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、

    すなわち、神の変わることのない生ける御言によったのである」(1ペテロ1:23)


再生は、本人の信仰と悔い改めの前に先行するとは言え、再生と信仰が同じ時に起きることも考えられます。コルネリオの場合が、その例のように思えます。


    「ペテロがこれらの言葉をまだ語り終えないうちに、それを聞いていたみんなの人たちに聖霊がくだった」

                                                                                                                          (使徒行伝10:44)

***

<暗唱聖句>

「よくよくあなたがたに言っておく。

だれでも新しく生まれなければ、

神の国を見ることはできない」(ヨハネ3:3)


宿題:来週は、回心について学びます。聖書的な回心とは何であるか、何が回心の中に含まれているか、

         考えてください。


日語部牧師

岩渕 宏安

 
 
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