5. 聖霊論

1) 聖霊と聖書 - A

 
 
 
 
 

5. 聖霊論ー1) 聖霊と聖書-A

2009年1月11日

 

聖霊は、三位一体を学んだ時に、父なる神と子なる神と共に聖霊なる神であり、異なる人格であることを学びました。ここで聖霊に焦点を合わせて、詳細に学びたく思います。


聖霊の働きとは、


「聖霊の働きは、この世界において、殊に教会において、神が現実に活動しておられる様」


と定義してよいと思います。聖書全体をとうして、聖霊は神がこの世界で活動しておられるお方として啓示されています。


旧約聖書においては、神の臨在は、多くの場合、神の顕現(theophany)という形で現されました。福音書の中で、イエスは神の臨在としてご自身を人々に現しました。イエスの昇天後、聖霊は三位一体の主な働きを担っています。


聖霊は、宇宙の創造のはじめから、その創造に関わって来たおかたです。


    「はじめに、神は天と地を創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、

    神の霊が水のおもてをおおっていた」(創世記1:1-2)


聖霊は、創造者であり、あらゆる恵みと命の源泉者であり、被造物を祝福して おられるお方です。


    「しかし、ついには霊が上からわれわれの上にそそがれて、荒野は良き畑となり、良き畑は林のごとく見ら

    れるようになる。その時、公平は荒野に住み、正義はよき畑にやどる。正義は平和を生じ、正義の結ぶ実は

    とこしえの平安と信頼である。わが民は平和の家におり、安らかなすみかにおり、静かな休み所におる」

                                                                                                                      (イザヤ32:15-18)

同様の預言の言葉を、イザヤは語ります。


    「わたしは、かわいた地に水を注ぎ、干からびた地に流れをそそぎ、わが霊をあなたの子らにそそぎ、

    わが恵みをあなたの子孫に与えるからである」(イザヤ44:3)


ですから、聖霊を無視したり、聖霊の意志に反することをする場合、恵みと祝福を失う結果になります。


    「ところが彼らはそむいて その聖なる霊を憂えさせたので、主はひるがえって彼らの敵となり、

    みずから彼らと戦われた」(イザヤ63:10)


しかし旧約聖書は、時が満ちるに及んで聖霊が注がれ、あたらしい契約の時代が来ることを預言しています。


    「わたしはあたらしい心をあなたがたに与え、新しい霊をあなたがたの内に授け、あなたがたの肉から、

    石の心を除いて、肉の心を与える。わたしはまたわが霊をあなたがたのうちに置いて、わが定めに歩ませ、

    わがおきてを守ってこれを行わせる」(エゼキエル36:2—27)


参照聖句:エゼキエル37:14, 39:29; ヨエル2:28-29; 使徒行伝1:8, 2:4, 17-18


では、具体的にどんな祝福を与えておられるのでしょうか。数回にわたって、聖霊が与えておられる働きを、これから見て行きます。

* * *

<暗唱聖句>

「神の聖霊を悲しませていけない。あなたがたは、あがないの日のために、

                        聖霊の証印を受けたのである」(エペソ4:30)


宿題:来週は、命と力を与える聖霊について学びます。これと関連する聖書の箇所を見いだしてください。


日語部牧師

岩渕 宏安

 
 
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