メッセージ
Q1:夢の島ってどんな場所?
幸:夢の島は、もともとゴミ集積場でした。ゴミの埋め立て地が、今は緑溢れる公園になっています。人々の努力の結晶が夢の島公園と言えますよね。ゴミ拾いをしているベアフットにとって、夢の島は希望の証です。
Q2:なぜ、夢の島でベアフットをやるの?
幸:海のゴミと街のゴミの種類は、ほとんど同じ物。 そして、海のゴミの大半は、川から流れてくるものなんです。 だから、街をきれいにすることが、海を守ることに繋がるんです。夢の島という特別な場所で、「街から海を守ろう!」というメッセージを発信できることは、意義のあることだと思っています。
Q3:地球温暖化をどう思っている?
幸:地球温暖化を実感したのが、ツバルへ行った時です。海面上昇で国が水没しようとしています。これは、遠い国の話ではなく日本の未来にも起こりえることです。僕も色々な環境保護活動を知るようになると、ひとつの答えが解決方法ではないし、さらに環境問題はすべて繋がっているという事がわかりました。だから難しいんですよね。でも、CO2削減は地球人の急務です。臨界点を越えたら後戻りができなくなる。だから、「きれいな海岸を子ども達へ」伝えるためにも、地球温暖化防止にベアフットも協力します!
海岸が無くなったら、ベアフットの活動も水没しちゃうしね!(笑)
Q4:夢の島ベアフットフェスティバルって?
幸:環境啓発イベントですが、まさにフェスティバルです!環境学習教室や、ワークショップなどがあるので、知識も得られて体験もできるイベントなんです。もちろん、音楽があって、チャリティバザーもったいない市、フードコートなどが出店されるので、家族で一日遊べる2日間のプログラムになっています。
Q5:夢の島ベアフットフェスティバルのテーマは?
幸:みんなで集まって、繋がって、環境の事を一緒に考えよう!そして、環境保護の輪を拡げていこう!ということなんです。具体的には、地球温暖化の事をもっと知ってもらって、温暖化ストップの取り組みを夢の島からはじめて欲しいです。
Q6:もったいない市って?
幸:企業や学校から、衣類や本、CD、DVD、ビデオ、ゲームソフトを寄付していただいて販売するチャリティーバザーです。残ったものは、NGOやNPOを通じて発展途上国へ寄付されます。もったいない市の収益の一部は、東京都緑化基金へ寄付されて、夢の島公園の緑を増やす事業に役立てられます。
Q7:その他の環境保護の取り組みは?
幸:ベアフットコンサートのチケット代には、カーボンオフセット料金が入っています。イベントゴミの分別収集を細かくして、リサイクルできるものを増やします。燃やせるゴミは、となりの新江東清掃工場が協力してくれることになっています。
Q8: クリーンアップはある?
幸:はい。いつものベアフットのように「まちくり」で始まります。事前エントリー制になりますので、WEBからエントリーしてくださいね。
岩澤幸矢
兄弟デュオブレッド&バターの兄
NPO法人ベアフット協会会長
もったいない市
地元企業や協力企業から出品されたリサイクル品を開催日にバザー販売します。収益金の一部は東京都緑化基金に寄付される予定です。
© 2008 Barefoot Association
NPO法人ベアフット協会は「環境」「子ども」「音楽」をキーワードに活動しています。
Q1:光進丸で海に出られていますが、海から見て環境の変化というのはありますか?
長い間の大きな変化っていうのは、僕らがこどもの頃海に出てた頃というのは、例えば海岸に打ち寄せる波の、持ち上がってくるその透き通った波の壁の中をボラが泳いでいくのが見えた。
そういう海から始まって、江ノ島に船を置くようになって江ノ島ヨットハーバーができたころからだんだん海が汚くなって、そして江ノ島の海岸の辺りで大腸菌がものすごく増えた。何故そんなに増えたのかって言うとぜんぶ東京湾から流れてきた。
東京湾の汚染がものすごくひどくなった。そのときに海に潜った経験があるんだけれども、もう自分の手の先が伸ばしたときには見えないぐらいに汚れてた。
それから十何年たって、今からもう25年くらい前だけども、一回潜ってみたときに、えらく透き通ってきてた。で、東京湾自体が変な臭いがしてたのがだんだんその臭いが少なくなってきた。つまり川がきれいになってきた。それだけ汚染に対するみんなの意識っていうのが現実のものとなってきたってことがあったんだね。
それで、多摩川に今度は鮎が戻ってきたんだよね。それは荒川を通って海を通って多摩川に戻ったんだ。放流したんでもなんでもなく「ひとりで」に戻ったってことは、それだけ人間が努力することによって自然って言うのもきれいになるんだっていうことの実証があったってことだよね。
それはいいんだけども、残念なことに我々の後に続くいろいろな国が、我々が高度成長期にやってきたことと同じようなことをやっているってことによる大気汚染、つまりCO2の非常に急激な増加で、温暖化によって気温も0.6度から0.7度8度とだんだん上がってきてるわけだ。
そうすると当然地球上のエネルギーか活性化することは当然なわけなんだよね。人間の体だってそうだし。なんでも温度が上がったらそこだけ運動が盛んになるわけだ、分子というのは振動し始めるわけだよ。
それと同じような現象が天候におきてくるから、局地的に激しい変動が起きて集中豪雨になる、それから風が突風が吹くとか、それから海水温が上がることによって竜巻あるいはそれが大きくなれば台風も・・・こんな日本のすぐそばでもって台風が生まれるってこれはおかしんだよ。で、そういう現象が海に出ててわかるようになってきた。
つまり今までの、だいたい予想がつく時化っていうのがあったんだけど、予想がつかない時化っていうのがとつぜんくるんだよ。局地的に急激に風が吹くということによってわれわれ小さい船は三角波で青息吐息になってしまう。
それで漁船の遭難なんてのが急に増えたりなんかして。それもやっぱり影響を受けているんではないかと僕は思うんだ。
それからアフリカの大西洋側で、ものすごい巨大な波ってのが発生して。25メーターにも達したと言われるような波が発生して、今までになかったけども何万トンっていう船が折れたり穴があいたりして数多く沈没したりしたっていう。それもここ30年以内に起きてることなんだよね。
それだけ海の中でそういう現象が起きてるってことは、これから先にやっぱり危険度っていうのは非常に高くなるってのは間違いないし。
Q2:未来の地球のために、私たちはどういう事ができるとお考えですか?
僕が一番感じることはね、発展途上国っていう言葉がふさわしいかどうかは別として、そこに我々が得た知識や経験をどうやったらいち早く多く伝えることができるか。我々の経験してきたことを伝えて、一足飛びに現代の我々がやっているような方向へ進み、なおかつ彼らの経済的な成長を図れるような方法を見つけることが大事だと思う。地球上の化石燃料を全部消費して、その後で我々と同じような方向へ軌道修正っていう道を通らないで。我々のそういうところを抜いちゃってもういきなり太陽エネルギーの開発、それから風量発電、しいては波力発電なんていうものもあるわけだしね。水力発電も今からだってやっていけばっていうことで、ほんとにそういう低公害エネルギーをどんどん増やしていくこと。それから車にしてもハイブリッドカーなどの普及、これもだんだん多くなればひとつの単価が下がっていくこと、それをいわゆる発展途上国とよばれる国々にいち早く伝えていく教育していくということがすごい大事なことじゃないかなと俺は思うんだよね。
それにはやっぱり世界中の知識人、や政治的な力のある人たちがみんな世界中を見回してそれを考えないと本当に手遅れになる。手遅れになるってことはね、だからって地球が全くなくなるわけじゃないんだけど、まぁそれはそれは住みにくい場所になるところがふんだんに出てくる。今まで水があった湖がなくなっちゃって砂漠化する、それから緑が全部なくなっちゃって砂漠化する。砂漠化にすることによって一体なにが起きるかというと、もう風は吹くしひどい黄砂みたいな現象がどんどん起きてくる。そして、我々が変えてしまった地球環境の影響で生態系が狂ってくるってことは予測がつかない恐ろしいことになる。
今までの我々の知識、そういう経験を全部伝えて行くこと。さらにこのままでは実現できない事をみんなして実現していこうじゃないかっていうそういう風潮みたいなものを啓蒙していく。その活動の最先端をベアフットが担ってもらって、世界にそれをね、伝えていくと。
まぁ東京都の石原さんもね、昔は「海を考える会」のメンバーになったときに環境問題についていろいろ話したこともあったし。 まぁ東京というものが発信する事というのは凄く重要だと俺は思うから、だから東京都が「夢の島ベアフットフェスティバル」をバックアップしてやるということは大きな意味を持っていると思うんだよね。
加山雄三(中央)
ミュージシャン
NPO法人ベアフット協会名誉会長
徳武弘文(中央)
ギタリスト
Q1:徳武さんが環境について取り組んでいることがあったら教えてください。
徳:とりあえずできることから。小さいことかもしれないけど、車に乗る回数をとにかく減らしてる。健康にもいいから。歩くだけでもだいぶ違うんだろうけど。ガソリンも高いしね。よほどの荷物がないかぎりはがんばって歩くっていう感じですね。
最短距離でできることっていうのがそのへんかな。
あとはクーラーの設定温度もなるべく下げすぎないと。ただ犬がいるんでね。犬は犬で毛皮を着てるじゃない、かわいそうでね。
あとはゴミをなるべく出さないようにしてるかな。
Q2:今年で夢の島ベアフットフェスティバル2回目のご出演となりますが意気込みをお願いします!
徳:もうあれから1年以上たつんだね。もうオリンピックじゃないけど参加することに意義があるという感じがありますね。僕が協力できることがあればなんでもやりますんで、家族そろってがんばります。応援していきます。
山崎孝明
江東区長
みなさんこんにちは。江東区長 山崎孝明です。
かつてゴミ集積所であった、ここ江東区「夢の島」が緑豊かな公園になり、このような地球環境を考えるフェスティバルを開催することができることを大変嬉しく思います。
環境保護には、一人ひとりが環境問題に関心を持ち、
自分たちにできることを考え、行動することが大切です。
今回のフェスティバルをきっかけに一人でも多くの方に環境問題を身近に感じていただき、子供たちが明るい未来を思い描くことができるように活動の輪が広がっていくことを期待しています。
竹内 靖夫(バンブー竹内)
文化放送アナウンサー
僕は以前幸矢さんにですね、「平和ってどういうこと?」って訊いたときにね、「子ども達が安心して裸足で歩ける社会、そういうスペースがあることが一番の平和である」って聞いて、それ以来ベアフットを応援しています。
これは素晴らしいイベントですのでぜひ皆さん夢の島に行ってその素晴らしさを体感してください。待ってます!
斎藤 鉄夫
環境大臣
夢の島ベアフットフェスティバルの開催にあたって
洞爺湖サミットが開催された今年は、我が国で環境問題を考える機運が高まっております。
かつてごみの埋め立て地であった東京都夢の島公園で参加者全員がごみ拾いをした後に、コンサートを楽しむという本フェスティバルの試みは、楽しみながら環境問題を考えることのできる大変有意義な取組であると考えております。
環境問題は我々一人一人の生き方の問題です。より良い環境を創り上げるためには、小さな取組を一つ一つ積み重ねていくことが大切です。マイバックを持って買い物に出かけてみたり、一枚多く服を着て暖房の温度を下げてみたり、身近なことから挑戦してみてください。そういった小さな心がけが積み重なって、大きな力になります。
本フェスティバルが、そのような一人一人の取組の一つのきっかけとなり、また、参加者の皆様が、今後、環境問題への取組を更に発展させていかれることを願っております。
平成20 年10 月12 日
環境大臣 斎藤鉄夫