この場所は、私にとっては子供の頃に何度も歩いた場所で遊び場でもありました。今よりずっと一枚一枚の床の木が大きく感じられ、屋根があって床があって外なのか中なのか、柱は真っ赤でとても不思議でした。
 厳島神社を描いたのはこの絵が初めてです。最後まで構図に悩み、ようやっと思い通りの表現ができ嬉しかったのを記憶しています。
 2002年9月に放映された「ひろしまシンフォニー」(RCCテレビ)では、この絵を挟んで指揮者の方と対談しました。思い出深い一枚です。
 
舞  mai 10F
 ”秋の夕刻、 引き潮が夕陽に眩しく輝いて、
篳篥(ひちりき)や笙の音が 鳴り響く。
厳島神社は、菊花祭の舞楽の奉納が行われていた。”
 祈祷  kitoh  6F 
 ”黒い格子が仕切るのは、こちらの世界とあちらの世界。
 私達はあちら側に足を踏み入れる事はできないけれど、
 神職の人と光と風は、自由に行き来して、
神様と人の世界を繋いでいる。
まるで呼吸のよう。”
能舞台  noh butai 40s "舞楽の音色が女で、能の音楽は男に思う。
厳島神社が女で、能舞台は男に違いない”
  禊  misogi  3p
”螺旋や波形の運動から力が生まれる発想と、
このジグザグはどうも近い気がする。”
「眩」gen 10号変形
「朱の社」 個人蔵
   syu no yashiro  
 
        8号変形  
「夕の廊」 4f 個人蔵
「耀」ミニアチュール    個人蔵
「午後の廻廊」(非売)    
   gogo no kairoh  8M