今日は14時に産科外来を終えた後、明日からの人類遺伝学会の大会を前にして京王プラザホテルで行われた評議委員会に出席した。
昨年秋に人類遺伝学会の認定する臨床遺伝専門医の資格をとって評議員の被選挙権ができ、小児科のO竹先生の尽力で埼玉医大からO竹先生とともに当選したというわけだ。まわりは名前を見知った偉い先生方ばかりで気後れしてしまうところだったが、幸い評議員と名前は立派でも154名の大所帯なのでいきなり重要な学会運営の仕事が任されるわけでもなく、今日わかったことだが、学会の評議員とは会社の社員に相当するもので、今日はさしずめ社員総会にあたるらしい。
いくつか面白い議題が出てきたが、一つは年々臨床遺伝専門医の受験者が減っているということ。昨年の私が合格したときが33名だったが、今年の受験者は28名だそうだ。毎年70数人の新規研修開始届者がいるのでざっと専門医試験受験までいくのが3分の1。なるほどと思う一方、頑張って昨年合格してよかったと胸をなで下ろした。
もう一つは、学会誌の運営状況の報告。Impact factorは2.2だそうだ。日本からの投稿が40%にとどまっているとのこと。もっと評議員の先生も投稿せよ、とはっぱをかけられた。一度もこの雑誌に投稿したことのない私としては肩身の狭い思いをした。
最後に、中教審へ中学、高校の生物の授業でもっと遺伝を取り扱うように提言書をだすという案。これはもちろんいいことだと思うが、それとともに医学部の教養課程や、他の理系学部の教養課程で遺伝学をもっとしっかり教えることもやらなければならないと思う。普段、医学生を教えていて感じることである。
さて明日から3日間、毎日京王プラザホテルへ勉強に行くことになる。これまた自分の演題がないのが少々肩身が狭い。